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【知ってほしい】LGBTQ+と障害

皆さんは、知っていらっしゃいますか?

障害者の中にもLGBTQ+当事者がいることを・・・。

何そんな当たり前のことをと思ったそこのあなた!!
当たり前のことではないから、こうして記事にしているんです。

LGBTQ+の人にいる障害を持つ人たち

皆さんが思い浮かべるのは、

  • 耳の聞こえない聾唖者の方々

  • HIV陽性者の人たち

だったりするのではないでしょうか。

これは、ほんの一部です。

  • 発達障害

  • 精神疾患

  • 難病

  • 知的障害

などの人が皆さんが知らないだけで、 LGBTQ+の人たちにはいるのです。

障害を持つLGBTQ+の人たちはどうしているのか


障害や難病の程度には人によって違うので、一概にこんな風にしてます的なことは言えないのですが、上手くいったケースをお話しすると、

パートナーのいる人もいます

ということなのです。

ですが、大多数の人の障害を持つLGBTQ+の人たちは、

  • パートナーがいない

  • 自分のセクシュアリティを支援者などに話ができない

  • 恋愛や結婚を否定される

と、いった状況なのです。

上手くいったケースというのは、障害の程度が中度~軽度の人だと思ってもらえればと思います。

カミングアウトはどうしているのか

ほとんどの障害を持つLGBTQ+の人たちは、カミングアウトをしていないのが現状です。

発達障害の人に限って言えば、わりとカミングアウトはしてるんじゃないかなって思います。 

僕の友人、知人にも何人かいる発達障害の人たちも、わりとカミングアウトしている印象があるので・・・。

障害を持つLGBTQ+の人たちのカミングアウトは、障害を持たないLGBTQ+のカミングアウトよりも大変なのです。

また、カミングアウトしたくてもできないって言う現状もあるのです。

なので、LGBT理解増進法ができたとはいえども、LGBTQ+に対する理解が進んでいるわけではないのです。

  また、僕のようにセクシュアリティが

『ジェンダークイア マロマンティック マロセクシュアル クォイロマンティック リスセクシュアル』

障害者手帳に書いてある障害名が

『免疫機能障害』

なんて場合、ジェンダー、セクシュアリティだけでなく、障害を説明するのが大変になってしまいます。

それでなくても、ジェンダーやセクシュアリティは、人の数だけあるので、説明する言葉を見つけるだけでもしんどい作業になります。

そのため、障害を持つ方のセクシュアリティやジェンダーのカミングアウトは、障害をオープンにするよりも大変なのです。

だから、言えないってことになってしまうのです。


障害を持つLGBTQ+の人たちは何を理解してほしいのか

障害を持つLGBTQ+の人たちの理解してほしいこと、それは、

  • 支援してほしい人に対する要望

  • 障害に対すること

  • 自認する性別のこと

など沢山のことがあります。

ましてや、僕とパートナーの場合だと、お互いの障害が違うため、パートナーは受け入れてもらえても、僕は受け入れてもらえないなんてケースがあります。

また、一緒に役所の障害福祉課などにいった場合は、僕がパートナーの支援者と思われてないかが心配になります。

なので、障害を持つLGBTQ+が理解してほしいっていうのは、

  • 障害

  • LGBTQ+

の知識をちゃんと持っていてほしいってことなんです。

  • 障害者施設で働いている人だから知っている

  • 役所の職員だから知っている

ということはありません。

役所の職員、障害者施設で働く人たちは、当事者ではないので、

  • 本に書かれていること

  • セミナーや研修で学んだこと

しか知らないことの方が多いのです。

何を理解してほしい、何を知ってほしいかっていうのは人によって違いますが、望んでいることは、当事者に寄り添うようにしてほしいということなのです。

障害を持つLGBTQ+の恋愛

障害を持つLGBTQ+の人たちも人間なので、恋愛をしたいと思っています。
ですが、支援者の想いとは違っています。

支援者は『恋愛をしても良いけど、面倒なことだけはするなよ』ってことを思っていたりするんです。

この面倒なことっていうのは、

性感染症になるな

ってことなんです。

それと、障害者支援をする人たちは、障害者にLGBTQ+の人たちがいるとは思っていないのです。
だから、心ない言葉を意図も簡単に言ってしまうのです。

障害者支援をする人たちは、障害者支援については知っているのですが、当然、それぞれの障害については熟知していないという現状もあります。

なので、心ない言葉に繋がってしまうのです。

そして、アウティングに繋がってしまうのです。 

なので、恋愛はしてもいいけどになるんだということを知ってもらいたいと思います。 

障害を持つLGBTQ+の人たちの恋愛は、障害を持たないLGBTQ+の人たち、異性愛者の人たちと何も変わりません。

まとめ

障害者を持つ人たちにもLGBTQ+の人たちはいます。 

障害を持たない人たちと同じように生活しています。
そして、障害の程度に関係なく、セクシュアリティや自認する性別を持っています。 

また、障害を持つLGBTQ+の人たちも、普通に恋愛をしています。

  • 障害者

  • LGBTQ+

だということもあるので、知ってほしいことが大なり小なりあります。

今回、僕が書いたことはほんの一部にはなってしまいますが、まずは、障害を持つLGBTQ+の人たちってどんな人たちなのかを知ってもらい、興味を持ってもらえたらと思います。

特段、障害のない人、異性愛者と違う部分はほぼないのです。
そこから、少しずつ

  • 障害に対する知識

  • LGBTQ+に対する知識

を増やしてもらえたらと思います。

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