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30代の会社員。365日の中で37日くらいは、人に言ってもいいおもしろいことがあるんじ…

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30代の会社員。365日の中で37日くらいは、人に言ってもいいおもしろいことがあるんじゃないか。

最近の記事

「丁寧な暮らし」にあこがれはあるのに

親元を離れて15年になるのに、いまだに雑な生活を送っている。 部屋は汚いし、取りこんだ洗濯物をすぐたたまないから服はわりといつもしわくちゃだし、部屋は汚い。 インスタとか見てるとさ、雑誌の広告かな?と思うような物のない部屋で、ライティングもカンペキな映える食事のお写真とかが出てきて。 そこまでじゃなくても、たとえば会社の先輩の家が、小学生の子どもふたりもいるように思えないほどきれいに整えられているとか、同年代の友達がペット自慢でツイッターにアップした写真の、背景として写った

    • うぬぼれて買った、実力の宝くじ

      キナリ杯の結果発表と、講評を読んだ。 noteを書くきっかけとなったキナリ杯のことを、書いておきたかった。 あとがきのような、言い訳のような、余韻のような。 岸田奈美さんのことは知っていた。何度かnoteがバズって、誰かの賞賛とともにツイッターのRTでまわってくるのを、そのたびに拾い読みしていた。バイタリティと優しさがあふれた文章を読むと元気が出た。若いのにすごいなあ、なんて思っていた。 ところで、ふだんの私は、めちゃくちゃ大きくてむだなプライドを抱え、過剰な自意識を持っ

      • 飛行機の時間ギリギリのニューヨークで、アイドルの名前を叫ぶ

        わたしは焦っていた。ほんとうに、むちゃくちゃ焦っていた。 2019年4月8日、私はアメリカのニューヨークにいた。3泊5日の旅の、その日は帰国日だった。 わたしと同行者のSさんは、昼からあるイベントに参加していた。 このニューヨーク旅行と、そのイベントで起きたことは間違いなくわたしの人生の五指に入るほどテンションが上がった出来事だったのだけど、ここでは大幅に割愛する。 わたしたちがイベント会場を出たのは、15時の少し前だった。前述のとおりその日は帰国日で、わたしたちは、18

      「丁寧な暮らし」にあこがれはあるのに