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11月の終わりに思うことの話。

 今日で11月が終わる。
 なんというか、バタバタした1か月……というか期間だったと思う。積み重なるタスクに忙殺されていた。
 正直、今日やるべきことがなんだったのかも頭から飛んでいるような状況。今、ブラウザのタブにはnoteだけではなく、大学のMoodle(授業の資料が配布されたり、課題を出したりするサイト)が開かれている。とりあえず、大学に関係するタスクはなさそうなので安心した。

 予定が詰まっているって恐ろしい。
 完全1日フリーの日は、11月20日からない。12月4日は完全1日フリーの予定だから、あと少し頑張れば1日のんびり過ごせる。
 何がそんなにわたしを忙しくさせるのか。授業、バイト、サークル、バンド、大学のイベント……などなど。10月は一番やばい日だと1日に4つの予定が入っていた。終わるころにはぐたぐただった。
 バイトは完全にシフトを組むのをミスった。と、思う。固定シフトのバイトが週に4日、家庭教師のバイトが週に2日。計、週6日。4~6連勤は当たり前。その前には大学の授業が入っている。週2回に増えた対面授業のために月曜日は5時40分起き、6時過ぎには家を出る。木曜日は授業が終わったらバイトに直行。家に帰るタイミングがない、みたいな生活を送っていた。
 週に1日の休みの日は、2週、大学の学会に消えていった。学びはあったが、体力的にはしんどい。

 やりたいことができない。
 小説だって書きたいし、遊びにも行きたい。でも、できない。予定が入りっぱなしだから。最近noteの投稿が滞っていたのもそのせいだ。書きたいことはあるが、それよりも寝たい、休みたいという気持ちが勝ってしまった。
 今日は時間に余裕があり、タスクも一段落ついているから、やっと自分のことを考える時間を作れた。

 今日、大学構内を歩いているときに、不意に空を見上げて思った。
 いつから空を見ていなかったんだろうか、と。
 最近はもっぱら、下を向いて、あるいはスマホを見ながら歩いていることばかりだった。たまに視線を上げても、すぐに戻ってしまっていた。
 そこでやっと気づいた。――わたしは少し無理をしていたのではないか。
 余裕がなかったから、上を向けなかったのではないか。
 見上げた青空は何も変わらず優しかったし、癒されたのも事実だ。

 自分の大事にしたいものを見失っていた気がする。
 わたしはもっと時間に余裕を持って行動したい。好きなことをしたい。小説が書きたい。写真を撮りに行きたい。遊びにも行きたい。ドラムが叩きたい。音楽がしたい。くだらないと思えるようなことをしてバカみたいに笑いたい。もっと自分の知らないものを見たい。
 大事にしたいことなんてすぐそばにあるのに、それ以外のもので埋め尽くしてしまっていた。

 来月、バイトのシフトを1日減らしてもらった。大晦日まで働くけれど。
 サークルのライブは2つ予定されている。練習の予定も少しずつ組んでいる。
 写真を撮りに行ける時間も確保できたと思う。
 仲のいい人たちと泊まりで遊びに行く予定も立てた。
 小説は……写真を撮ってから考える。「地元を舞台に~」も更新予定。あの小説で書きたいストーリーは、写真から出てくるのを待つしかない。「地元を舞台に~」ではない小説も、書くつもり。書きたいストーリーがある。

 サムネイルの写真は、高校生のころに、母校の中学へ撮影に行ったもの。
 先日、中学3年のときの担任にバースデーメッセージを送ることがあった。
 わたしが高校受験で迷っていた時に、たくさん話を聞いてくれた先生。また会えた時には、たくさん話したいことがある。

「また会えるときが楽しみだよ!」
 
 その言葉に負けない、誰かに誇ってもらえるようなわたしを見せられるように頑張りたい。そう思った。思ってしまった。

 さあ、気を引き締めなければ。
 
 


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