エルダーフラワーのハーブティー

エルダーの花はお茶にして口に含むとほんのりマスカットの香りがします。

昔ヨーロッパでは、病魔や悪霊を寄せ付けないために、家の側にエルダーの木を植える習慣がありました。中世には悪女はエルダーの樹が好きで、木の枝に住んでと言い伝えられています。ですからエルダーの樹を切り落とすと魔女に呪われると信じられていました。

エルダーは花、果実、樹皮、根ともに薬効が含まれ、「万能の薬箱」とも呼ばれるほど、用途の広い植物です。

花の浸出液は、発汗作用があり、ヤロウ、ミントとブレンドすると、風邪の特効薬になりますし、浸出液で作ったうがい薬はのどの痛みを抑えます。

そして気管支カタルや花粉症にも効果があるのです。花の浸出液は結膜炎やしもやけにも有効です。

効能：発汗作用・抗炎症作用・利尿作用・花粉症を改善