【不登校】お母さん、保育園の頃忙しかったですか？と言われた。

毎朝、ママと離れたくないと教室の入り口で立ち往生して泣く次女。

泣く娘を励ましたり
説得したり
時には怒ってみたりしていましたが
毎日の別れ際の様子に、
私の心も、悶々としていました。



先生は言う。
「お母さんが帰ったあとは元気で楽しそうにやってるんですけどね〜」

先生それホントに楽しんでるの？
楽しいなら何でこんなに嫌がるのだ？
バイバイが寂しいだけの問題なのか？

頭の中が、ぐーるぐる。

ある日、教室に入れず、固い表情で私に抱きついている娘の所へ副校長がやってきた。

娘を別室に連れていこうと誘っているが娘は応じない。

そんな娘を見て副校長は私に
「学校に入る前は忙しかったですか？」
と聞いてきた。

「まぁ、0歳の時からフルタイムで働いてきているので忙しかったちゃ忙しかったです」

「そういうお子さんだとお母さんから離れるのがすごく不安に感じちゃうこともあるんですよね。授業も一緒に受けてお子さんと過ごしているうちに学校に行けるようになる場合もありますよ」

と言われた。

「そうですか」

と答えながら涙が出そうだった。

働き方、子育てにダメ出しされた気がして

めっちゃイラついたし
なんか悔しかったし
なんか悲しくなった

私が忙しかったから
娘はこうなったの？？
愛情が足りなかったの？？

子供が小さい頃から働いてたら
子供から求められる時に
そばに居られないことってしょっちゅうあって
いっしょにいる時に
いくらたっぷり愛情注いでても
罪悪感が1mmも無いわけない。

それがめっちゃ刺激された。

一般的な事を言ってるんだろうけど
通りすがりの聞き取りで
忙しかったんでしょうなんて
言う必要ある？？！！
そんな事、心で思っとけ！！
ちっくしょー
働く親舐めてんのか。
と憤りが収まらず。

副校長が去り
ポツンと残された私と娘。

もう泣いちゃったよね。
学校に味方はいない、って思った。
「もう帰ろっか。」
娘と2人で学校を後にした。

…でもそういうなら
確かにそれもあるかもしれないから(冷静になった)
他に方法も見当たらないから
母子登校やったろうじゃないか。

そこから始まる母子登校。