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SIGMA fpの透明感

10月26日に東京・日比谷で開催された小型のフルサイズミラーレスカメラ「SIGMA fp」のタッチ&トライイベントで撮影体験をしてみた印象です。

抽選でカメラを借り出し公園などで自由に撮影するイベントがメインでしたが、残念ながら抽選には外れてしまいました。ただ室内限定であればゆっくりタッチ&トライできるということでしたので出掛けてみました。

実際ソファーに座ってテーブルの上に置かれた小物や、窓から見える日比谷公園を撮影してきましたので簡単に感想をまとめておきます。


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四角いボディが存在を消す

小型と言ってもフルサイズのカメラなので、ボディ単体で手に持つとそれなりの存在感があるのですが、レンズにボディを付けてそのまま左手で(レンズを)しっかり握って撮影を始めると、スッとボディの存在感が消えレンズを直接被写体に向けているような感覚になりました。

最初につけてもらった45mmレンズはLマウントレンズの中では一番小さい製品だと思いますが、質感の良いフードを付けると握るのにちょうど良い大きさになりレンズ持つ撮影スタイルに自然に誘導される感じがしました。

さらにボディの存在を消しているのがボディ背面でのモニターの占有感です。液晶のサイズは3.15インチですので特別に大きいわけではありませんが、排熱スリットによって浮いているように見えるデザインによって映像だけがレンズの後ろに付いているような感覚になります。この辺は狙ったものかどうか分かりませんが良く出来たデザインです。

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TONEボタンとCOLORボタン

背面モニターを見ながら撮影をしていると2つのボタンが目に入ってきます。

これまでカメラの操作の主役は、ドライブやフォーカスと言ったカメラ機構の設定でしたが、fpではそれが「画作り」に置き換わっています。

ムービー撮影では複数のシーンをつなぎ合わせて一つの作品を仕上げるために映像調整は必要な作業となり、これらのボタンが一等地に置かれていることは当然と言えます。

一方スチール撮影では、これまでFnボタンに割り振っていたものが専用ボタンになることは新鮮です。fpではこれらのボタンを積極的に使い、映画のワンシーンのような叙情的で物語のある写真につながっていくことになれば、その先にシネレンズ沼が待っているのかもしれません(笑)。

マスクグループ 1

背面画像は製品ホームページからの引用です。画像にリンクが付けてあります。

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fpはカメラの新しいトレンドを生み出す

fpはハードウェアとしての存在を消すことで、レンズを直接被写体に向けている感覚が得られ、さらに映像を主役にしたインターフェイスが提供されています。

fpは「人とレンズと映像」という新しい関係を生み出しています。このカメラのスタイルとコンセプトはジャンルを切り開く存在になっていくのかもしれません。

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体験設計を実現するシステムデザインのために、モデルベース開発、ドキュメント管理、プロトタイピングに奮闘中。ときどきカメラや写真撮影のことを書きます。