見出し画像

マクロレンズが熱い🔥

撮影旅行にいけない。ポートレートを撮るのもはばかられる。そんな状況の中で必然的に「おうちフォト」「ごきんじょフォト」がトレンドになってきているみたいです。

本来であればオリンピックイヤーとして、大砲のような望遠レンズが話題の中心になるはずでしたが、世の中が一気に手近で小さな世界に視点が変わってきました。

これまで以上に一緒にいる時間が増え、ペットや子供たちとの楽しい生活から素敵な瞬間を発見し写真に撮ることも大いなる喜びですが、じっくりとマクロレンズでこれまで気付かなかった世界を探検するのも楽しいものです。

目で見た風景をそのまま写真に残すことは撮影の目的の多くの部分ですが、望遠レンズやマクロレンズを使えば目で見えなかったものを「発見し」それを撮影することでより細かく観察したり、他の人と共有することができます。

今は身体的な行動範囲が制限されていますが、そんな時だからこそ創造範囲を広げるチャンスだと言えます。身近な世界にある美しいもの不思議なものを見つけ出す道具としてマクロレンズに注目です。

今も愛用しているOM-D E-M5markIIを購入したときにしばらくつけっぱなしで使っていたのが60mmMacroでした。小さい世界を撮れるだけでなく、35mm換算で120mmの中望遠のためワーキングディスタンスが大きくとれて使い易いレンズです。(ディスタンスは大切!)


 

インテリアや小物にこだわってフォトジェニックなお家にしたり、ご近所に素敵な場所を見つけられれば良いですが、多くの人にとっては「おうち」や「ごきんじょ」は見慣れた風景ですしゴチャゴチャしていて撮影したいと思わないのではないでしょうか。

そんな時に楽しめるのがマクロ撮影です。数センチの範囲を切り取るのに被写体と光線があれば十分です。

作品集-126-2

数センチの世界なので、自分で被写体を構成したり、タブレットやスマホの画面に色や画像を表示して光源にしたり、少しレンズから離せば背景にすることもできます。(マクロ撮影は背景が簡単にボケます)

お散歩で野外撮影するときは、光の方向を気にしたり、身体や帽子などを使って影を作りその中で撮影してみると案外うまく撮れます。

良くマクロ撮影には三脚が必要と書いてあるガイドブックがありますが、もちろん三脚は便利ですが、せっかくお家やご近所で撮るのですから、そのへんにある雑誌を積み上げたり、タオルをぎゅっと丸めたりして台を作ったり、ペットボトルを支えにして撮るので十分です。

具体的な楽しみ方や、お薦めの撮影対象は特に書きません(笑) それぞれの視点でレンズを向けて発見してみてください。


この新しい流れを記録しておくためにいくつかリンクを貼っておきます。また何か新しい流れを感じたらnoteに書いていきます。



この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?