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朗読と青空文庫と著作権(とスイカ)

もう少し自分の声と向き合いたいなと思い始めた。

それで朗読でもしてみたい気持ちがふとわき起こり、青空文庫を覗いてみました。

朗読といえば青空文庫。
著作権が切れてるから青空文庫。

そう思って眺めてたんですが、思ったより昔ではない作品も収録されていて(1960年代以降)、ほんとに著作権が切れてる作品だけなのかしらと気になって調べてみました。

結論から言うと、そもそも青空文庫は著作権が切れた作品を集めたサイトではないということです。

見分け方は簡単。

(1)著作権が消滅した作家の「作家別作品リスト」と「図書カード」は、青の地色で表示されます。

(2)著作権が存続している作家の「作家別作品リスト」と「図書カード」は、ピンクの地色で表示されます。
そして、2019年に著作権保護期間が死後50年から70年に延長されたのですね。これは知らなかった。

そして著作権は作品ではなく、人にかかっている。

なので書いた年が70年前だとしても、その著者が亡くなった年が30年前だとしたら、70年前の作品は著作権が切れていないということになる。その作品の著作権が切れるのは40年後ということになります。

図で書いた方がわかりやすいですね。

手書きなんかい


朗読の音声配信なぞを聴いていると、朗読で感情たっぷりに読まれている方も多い。とても良い。ただ自分のイメージでは朗読は感情を入れずに読むものと思っていて、感情が入ると声劇ぽいなと思ったので一般的な考え方を調べてみました。

朗読と声劇の違いは、主に表現方法と演技の有無にあるみたい。

(1)朗読は、書かれた文章をそのまま読むことに焦点を当てた活動です。朗読者は、文中の感情や場面を声のトーンやリズムで表現しますが、基本的に1人で文章を読み上げます。演技は含まれますが、朗読者自身が登場人物になるというよりも、文章そのものを正確に伝えることが目的です。

(2)声劇は、複数の登場人物が台詞を演じる形で進むラジオドラマや音声劇のことを指します。声優や役者が登場人物を演じ、声の演技を通じて物語を展開していきます。シナリオに基づき、役ごとにセリフが割り当てられ、対話や感情表現、演技が重要な要素となります。

まとめると、朗読は「文章の読み上げ」に重点が置かれ、声劇は「登場人物の演技」に重点が置かれます。

ChatGPT 4o

なるほど、やはりそういうことだったか。
もちろん自由なんですけどね。けっこう腑に落ちました。

声劇にも憧れるが、棒の可能性はおおいに否定できないのでひとまずは朗読をしてみようと思います。

雑談の声はこんな感じ(ただの素人です。)
夏だからスイカの話を載せてみました。

noteの音声を使って音声版を収録してみました。
文字以上の文章量です笑。そして朗読もしてみました(ミスしてますけど)。


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