東京から鳥取に移住して感じたこと〜1週間振り返り〜

早いもので、ゴールデンウィークに引っ越しをしてからはや2週間が経つ。コロナを警戒した鳥取の各施設から、入県後2週間経つまではやめてほしいと言われていたものが、やっと動けるようになった。
晴れて鳥取市民になれた気がする。

4月中旬に保育園で風邪をもらった息子と、息子の風邪をもらったわたしは、その風邪をこじらせてしまい、いまだに治らない。なので、引っ越し後も最低限の外出しかしておらず、あまり鳥取にいる実感がわいていないのが本音。ただ、今この瞬間の感情を残しておきたい。

想像以上に車社会である

1番驚いたのが、これ。車必須だとは聞いていたし、わたしも田舎出身なので想定はしていた。なので、ペーパードライバー講習を予約してある。
とはいえ家の近くにはコンビニもあるし、保育園は徒歩圏内。週末に車で行ってまとめ買いすればいいし、生活に困らない程度には徒歩か自転車で行ける範囲に揃っている。

では、なにが想像以上だったか。
車の量がとにかく多いのだ。特に公務員の出勤退勤時間にあたる8時と17時前後は、恐ろしいほど車が並ぶ。たしかに、田舎とはいえ県庁所在地、人口は19万人。皆が車に乗れば、相当な交通量になるのは納得だ。
比べてわたしの実家は人口5万の町。そりゃ想像以上だわな、と納得したところである。車の運転大丈夫かな。。

ALL鳥取県産のごはんが嬉しい

引越しが落ち着き、そろそろ自分たちも離乳食も自炊を開始しようと思った時に行ったのが、JAだ。今まで、JAに買い物に行ったことなどなかったが、行ってびっくり。新鮮なお野菜だけでなく、魚、肉、卵、豆腐、牛乳、米…と、スーパー並みに品揃えがあった。そしてほとんどが鳥取産。(一部、「共同開発」と記載して他県のものも置いてあった)
その日の夜は、食材全て鳥取県産で、一汁三菜を作れたことに感動した。そして、JAだけでなく他のスーパーでも、鳥取県産のものを多く扱っている。
野菜だけ、魚だけ、ならば地物を食べることはあるが、野菜、畜産、魚、そして米まで、地物を食せる地域はなかなかないのではなかろうか。

首都圏に住んでいた頃は地産地消など気にすることもなく、国産であればいいかな〜と思っていたのだが、こちらに来て、地物を積極的に食べたい、と思うようになった。新鮮だし、安いし、環境にも良いし、いいことづくしだ。

風が強い・天気がコロコロ変わる・黄砂が飛ぶ

天気は土地柄なのか、季節なのか、いまだによくわからない。
引っ越してから、1日通して晴れた日は数えるほどしかなく、日中晴れていたと思えば夕方は大雨になったりする日が多い。そして、ほぼ毎日強い風が吹き、洗濯物が早く乾く一方で、飛ばされたりもする。
それから、首都圏にいた頃は排気ガスで洗濯竿やハンガーが黒くなることに悩まされたが、こちらは黄砂の影響か、茶色くなる。(違ったら教えてください!)雨が降った次の日は車が茶色くなるので、家の前で洗車するご近所さんもいる。同じく山陰の実家でもそうだったな〜と懐かしく感じている。

保育園が広い!

コロナの影響で保育園の見学に行けず、中を見ないまま保育園を決めた。引越し後、面談のため保育園に伺ったのだが、とにかく広い。建物も広いし、敷地内に走り回りきれないほどの園庭がある。子どもも先生も多い。
定員数は、4月に東京で通っていた保育園の3倍。東京の保育園も近所の中では広い方だったが、それでも比較にならないほどの広さだ。
小さい頃の経験や刺激は、とても大切だと思っている。疲れきるほど動けるスペースがあることは、本当に嬉しい。
ちなみに、世帯年収によるが我が家は保育料が1.5万ほど下がった。非常にありがたい。

番外編:息子がハイハイできるようになった

これは鳥取に限らず、広い家に引っ越してよかったこと。
これまで首都圏では1LDK・40平米の部屋に3人で暮らしていたのが、移住に伴い、戸建て3LDK・広さは倍以上の家に引っ越した。
引っ越す前は、息子は9ヶ月だがずりばいもほとんどせず、個性と思いつつも成長が遅いかも…?と気にしていたのだが。
なんと引越し初日、広くなったリビングで、急にはいはいをするようになったのである。そこではじめて、これまでは家が狭くて探検する必要がなく動かなかっただけなんだな、と気付いた。
1LDK育児はおすすめと思っていたけれど、時を見て適切な広さに引っ越さないと、子どもの成長を妨げてしまうのだなと思い、引っ越して本当によかった、としみじみ感じている。


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