仕事を辞めたい「ADHD+ASDの私」
もうやってられっかこんな仕事!
と仕事をぶん投げたくなる日々を送っていますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。
今回はそんなストレスフルな仕事を辞めるタイミングについて、私の気づきを書いていきたいと思います。
なお、Twitterをご覧の方はご存知でしょうが、ここのところメンタル凹なので、胃が痛いテンションでお送りします。
転職回数10回
数えてみたら二ケタにのっていて笑いました。
新卒で入った会社を1年半で辞めたところから転職人生が始まっていたのでしょう。
新卒当時はいわゆる氷河期末期、就職できただけでもめっけものと言われた時期です。
入ってみれば超絶ブラック、入社半年で同期の半数が辞めたような会社でした。
今思えばよく一年半も働いたものです。
しかし、しっかり心身の健康を損ないまして、しばらく自宅休養することになりました。
その後は短期契約を何社かこなし、半年後にはパート契約で長期間労働に復帰できたのでした。
おかげさまで様々な職種を経験することができました。
仕事の幅は広がった……と思いたいです。
「仕事に行きたくない」の幅
さて、そんな私が「仕事に行きたくない」となったとき、こんな症状が出ます。
・胃が痛い
・吐き気がする
・頭痛もする
私はずいぶん長い間、みんなこれをがまんして仕事に行っているのだと思っていました。
ところがどっこい。
最近になって、夫と話して知ったのですが、
ほとんどの「仕事行きたくない」「仕事したくない」はもっと気軽、
体調不良になるまで我慢しない
のだそうです。
体調不良=ギブアップ
え、それでいいの? って思っちゃいました。
振り返ってみれば、
外出できないくらいのうつ症状が出たり、
切迫早産で入院したり、
目を回して文字通りぶっ倒れたり、
と、けっこうやらかしていました。
そこまでにならないとがんばることをやめられないのです。
でも、周囲と比べてどれだけがんばっているのかと見てみるとそうでもない。
どうやらADHD起因の、
①周囲の人と比べると頑張れる量が少ない。
②興味のないことに対してはそもそも頑張れない。
のが原因のようです。
それなのにもかかわらず、
みんなあれくらいやっているのだから、自分もやらないといけない、
という義務感から頑張りすぎる。(これはASDっぽい)
しかも、私は自分自身に対して非常に鈍感。
触覚の鈍麻があるのでその延長かな、と思うのですが、ギブアップが遅いんです。
ブレーキをかけるタイミングを逃して、動けなくなるまで走ってしまう。
ここでうまいこと外部からブレーキをかけてもらえればいいんですが、これでも大人なので自分でブレーキをかける方法を探すほうが現実的でしょう。
今ってブレーキタイミングじゃない?
以上のような自己分析をもって、現在、私はブレーキをかけたほうがいい気がしているんです。
ヒントは夫の言っていた「体調不良=ギブアップ」!
毎日毎日「仕事に行きたくない」。
胃痛、頭痛、食欲減退、気持ちの落ち込みが発生中です。
以前の私であれば、「それでも体は動かせる」と働き続けたことでしょう。
これはギブアップの基準が「周囲の人」という自分の外側にあったせいです。
でも、ブレーキタイミングは自分の内側で決めていいと知りました。
この妙な基準はおそらく最初の就職先(超ブラック)で植え付けられたものでしょう。
考えてみれば、学生時代は自分の体調不良を理由に学校を休んでいたものです。
一度ルールが決まると、そこから抜け出しにくいASDの特性も災いしたのだと思います。
さあ転職だ!
とはいえ、生きていくためには働かなければなりません。
今の会社を退職するなら転職先の確保は必須です。
これまではADHDの衝動性に任せて、衝動的に退職して、無職になってからさくさくと転職先を探したものでした。
それで困らなかったのですから衝動性も悪いところばかりではありません。
しかし、今、この状況下で退職気分になってしまった……
新型コロナウイルス感染症を警戒するなら、今ハローワークに行ったり、転職活動にあちこち歩きまわるのははばかられます。
せっかくタイミングを見極められるようになったのに……
しかも、衝動性を我慢しなければならないという二重の苦痛……
とりあえず、転職サイトをめぐりつつ、条件に合いそうな情報を眺める日々はしばらく続きそうです。
胃が痛い……
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