続・知らなかった。。。DynaBook ACアダプタ発火のおそれ No4804
昨日ご報告した DynaBook ACアダプタの件 の続報である。
結局小生周辺で9個のアダプタが メーカー告知のLOT番号に該当していた。
メーカーとコンタクトを取り シリアル番号で調べると9個中5個は 一応セーフというか発火対象のものでは無かったようだ。
4個がその可能性があるとのことで 即座に使用停止し予備のものと交換しメーカーに送付することに。
10年以上前の製品(2008-2012年製造)でもあり、メーカーによっては対応しないところもある様な気もするがその点はDynaBook社の対応は評価してもいいのでは?とも考える。
この手の対応は 一体いつまで行う必要があるのか??メーカー責任の時効は無いのか??ということも議論していく必要があるようにも感じた。
まあ 今回は消費者庁が火災事故についての発表を行い それがネット記事になることで気が付いたのだが 昨日も書いたようにそれに気が付かないケースも大いになるように思える。気が付かないまま火災が起きてしまったら。。。。。。
それはそれで恐ろしいことだが 本件で思い出したことがある。
昔、瞬間ガス湯沸かし器でセンサー異常を起こすようになった機器を ユーザーの要望でそのセンサー機能を停止させて使い続けた結果、事故が起き 製造メーカーが叩かれた事件もあった。
その際 マスコミ報道は当初それを製造したガス機器メーカーに対して冷酷であったが、事件の本性がわかるにつれ マスコミはそーっとその矛を収めていった記憶がある。
当該住居は 下宿で有り 数年で居住者が変わるというところであった。
センサーの異常で湯沸かし器が使えなくなったのでサービスを呼んで調べてもらうとセンサー異常だと判明、しかし間もなく退去するので 暫定的に使えるようにしてほしいと居住者が要望。サービスはやむなく 早急に本体を交換してくださいね!! との条件で センサーを無効化した
しかし 居住者は退去時までそのまま使用し 大家にも伝えず退去、次の居住者はセンサーが無効化されているのを気が付かないまま使用・・・・・そして事故が起こった
というのが事件の本質であったように記憶している。
しかし日本のマスコミは事件・事故が起こるとその悲惨さを真っ先に報道し すぐさま犯人を決めつけ糾弾するという行動に出る。当該事件も 真っ先にその湯沸かし器の製造メーカーが叩かれたのだった。
マスコミのそのような報道では結果 事件の本当の原因と対策が打てないままに終わってしまうという最悪の結果につながりかねない。
犯人捜しは あくまでも慎重に行い的確であるべき。
ということを 小生自身も肝に銘じようと思う こやじである。
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