世界は期待値が高いほど残酷に見える | 透明なゆりかご | #塚本映画
とにかく新生児がかわいすぎる
毎回出てくる新生児の姿に、昔の我が子の思い出が重なりほんわかしました。今思っても、言語を超越した素晴らしい体験だった。
各話考えさせられる、非常に重い話が出てきますが、そんな中でも不思議と思い出すのは我が子のことばかり。そして益々子供が愛おしくなり、心の底から僕の命など子供の前では比較にもならないな、なんて考えました。
医療人時代の事もふと思い出しました。産婦人科は特に独特の雰囲気があったなぁと思います。懺悔室がある病院もありましたし...
一つ一つの事例がリアルで、医療現場はどこも命の現場だと思っていますが、産婦人科は期待値が高い分、コントラストが本当に激しい...
ドラマは1話から痛みを伴う分娩+掻爬法で、前時代的だなと感じいきなりテンションが下がりましたが、時代設定が1997年頃との事で今は違うと思いたい...
本ドラマは本当に新生児を分娩室に持ち込んで撮影してて、何というか本気度が伝わります。
今子供がいる人は、ただそこに子供がいてくれるというだけの幸せを強く感じる事が出来る。そんな作品かもしれません。
楽しいエピソードはほとんどありませんが、
何故か心が温かくなります。
個人的にはお勧めしたい。
それにしても、女性ばかりに命の負担が押し付けられる時代が早く終わりますように。
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