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VRChat が EAC を導入したせいでLinuxが使えないと聞いて、実際に試してみた

こんばんは。
VRChat が EAC を導入してから、大分経過しました。

まだ日本から EAC経由でLinuxからのプレイを検証されていないことから、先陣を切って、Linux でもEAC経由でVRChat が起動するのか、検証してみようと思います。


検証に使った Linux マシン


今回、検証に使った Linux マシンのスペックは、下記のとおり。

・CPU:第4世代 intel Core i5 デスクトップ版
・GPU:intel 内蔵グラフィック
・OS:Ubuntu 20.04 LTS (Debianベースの Linux ディストリビューション )
・デスクトップ環境:KDE Plasma
・Proton バージョン:7.0-3
・Steam Play:有効

※検証に使った、Linux マシンとなります。VirtualBox上ではなく、実機での検証です。


スペックに書いてないですが、ストレージは、HDDではなく、SSDです。


検証結果:Ubuntu 20.04 LTS であっても、Proton とEAC経由でVRChatの世界に行ける!


先に検証結果を言うと、Ubuntu 20.04 LTS であっても、Proton と EAC 経由でVRChatの世界に行くことができました。

何故、行くことができたのか。

それは、Windows 版のフォルダーの中も一緒でしたが、ローカルファイルの中にEAC関連のデータが Linux の中のファイルに格納されており、これが Steam のProton 7.0-3 と噛み合い、実際にうごいたと見られます。


ただし、AMD環境だと、色々と大変な目に遭った海外ユーザーが多数…


Proton PD を見てみると、別のOSでもうごいたとの投稿が複数見られました。しかし、Linux × AMD の組み合わせだと、なかなか起動しないとの報告が多く、どうも、Linux × AMD の場合、EAC の壁に弾き返されるようです。

あと、Linux で SteamVR を試すと、なかなか起動するには至らないとの報告が出ているため、Linux × AMD 。Linux で SteamVR をするのであれば、もう少し待つ必要があります。


自己責任だけども、EAC が格納されていたら、Linux で VRChat の世界にアクセスできる【さいごに】


今回、取り急ぎで Linux 経由で VRChat をアクセスしてみましたが、現状、投稿者の環境だと、Linux 経由で VRChat の世界にアクセスできました。

しかし、必ずしも、Linux 経由で VRChat の世界にアクセスできるとは言い切れず、仮にアクセスが成功しても、そこから先のアクセスが全く進まないことも当然あります。

日本での Linux 利用がどこまで普及しているかは、とても未知数ですが、一度、Linux 環境で VRChat の世界にアクセスできるのか。自己責任になりますが、チャレンジすることをおすすめします。



※当note は、自己責任であることを分かって、Linux 経由で VRChat の世界へ行くチャレンジを強行しました。お手持ちの環境がそこまで豊富ではない場合は、本気で検証するものではありません。予めご了承ください。

投稿者とお・や・く・そ・く!


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