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緊張と楽しさのバランス

パキッとした緊張感と、
それも含めて楽しめる感覚。

その感覚を持って生きている師匠がいる。

彼もサーファーだが、
一度はプロだったこともあるほどの腕前。
そして彼自身も自覚しているように、
彼のサーフィンは生き方の移ろいと共にやわらかく変化してきた。
緊張とリラックスが共存する
アートのような、流れそのもののような、
"表現としてのサーフィン"を生み出している。

彼の生き方を見ていて、
本当にサーフィンするように生きているな、と思う。

いい波が来る。
怖さと興奮が入り混じった感覚。
乗るか、乗らないか。
まずはその葛藤と戦う。
いこう。
そう決めたら、緊張感の中に、
その波をメイクできる喜びや楽しさを思い出し、
自分を信じてパドルする。
怖さと楽しさが入り混じった
あいまいで、でも最高な世界を味わう。

彼は生活の中でも、その感覚で生きているような気がするのだ。

そして同時に、
私もサーフィンしている時の感覚を
そのまま人生に持ってきたらよさそうだな、と思う。

肩の力を抜きながら、リラックスして
表現したり、物を作ったり、提供したりするんだけど、
その裏では、
いいものを提供するための集中力や、
物事を決断することへの覚悟みたいなものを
きちんと持ちあわせていたい。

その緊張感もきちんと楽しむ。
自分が常にベストを尽くして
楽しんで、表現していく。

それがプロとアマの違いなのかもしれないし、
今やってることをぴょーんと飛躍させるためには
その要素が必要なのかもしれない。

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