佐野晶哉(推し)のデビューを経験してみて。
僕のアイドルの推し方とか応援のスタンスって一貫してるとは思うのですけれど、おそらく少数派なんだろうと思うのですよ。
アイドルが好きなんですよね。
だから「アイドルがアイドルしているところ」が好きなんであって、ドラマ出演していたりするのは基本的には観てないんですよ。
アイドルドラマ(出演者の大半がアイドルで、アイドルとアイドルファンのために作ってるやつ)はむしろ好きなんですが。
で、出演してるバライティー番組も大体は観ないんですよ。
出演しているその他の方々に関心が無かったり「バライティー番組」という枠組みに入れられて魅力が発揮されていなかったりするのがもどかしいので。
(Sexy Zoneがその典型でしたね。あの5人は5人だけで好き勝手にわいわいやってるのが1番のびのびしていて面白いし、それぞれの魅力、グループとしての魅力が出る方々なんで出演者がメンバーだけのSexy Zone channelは面白かったですけれど、それ以外はもどかしい思いをすることの方が多かったです)
歌番組もきちんと観てるか観てないかといえば観てないことが大半です。
興味のある部分(くだり)よりも、そうでもない部分の方がどうしても多いんですよね。
これが15分なり、30分なり、5分でも良いんで丸々好きなアイドルだけしか歌ったりしゃべったりしてないですよというたぐいのものなら観るんですけれど。
少なくとも近年の「歌番組」というフォーマットが好みではないということです。
あと、CDを購入した際、DVDやBlu-rayがついててMVやメイキングが収録されてるパターンがありますけれど、大体観ません。
ハロプロ育ちの僕にはよくあることなんですけれど、真正面で固定されている定点カメラによるダンスショットだけなら凄く観たいんですけれど、イメージショットやメンバーの顔のアップとか、ちょっと凝ったことしてるみたいなMVにはあまり関心がないんですよ。
なので、ずっと聞いてる曲でもMVのあるアルバムのリード曲だったりする場合、リリースしてから数年経ってぼけーっとYouTubeを観ているときにたまたま観るくらいのことが多いですね。
とりあえずちゃんとしたMVより、ダンスフォーメーションなどがきちんと確認できるダンスプラクティス系のやつが観たい。
(注:ハロー!プロジェクトでは少なくともBerryz工房がデビューした2004年には通常のMVとは別にダンスショットだけを見せるMVやリップシンクだけを見せるMV、メンバーひとりひとりだけしか映っていない個人ごとのMVなどが製作されており、様々なニーズに対応しています。通常のMVを撮影したときの素材の完全なる流用で悪く言えば手抜きなのですが、流用であっても素材があって世に出してくれるなら観たいやつです)
さて。
僕の推し活というか、アイドルに対するスタンスというか。
そんなところをお伝えしたところで本題です。
Aぇ!groupがデビューしてみてどうだったのか綴りたいと思います。
とりあえず悩んでいたのですがファンクラブには入りました(そこから
自分の中である種の区切りがついて、燃え尽きた部分もあり「もちろん好きは好きなんだけれど、今までと同じだけのモチベーションで応援していけるのかなぁ。コンサート行くのかなぁ」みたいな気持ちが生まれてきて、ファンクラブに入るかどうか思い悩んでいたのですが、母が「悩むんやったらとりあえず1年だけでも入ってみれば」という言葉で入会金がお安くなってる期間の最終日ギリギリに入会しました。
ただし、ファンクラブ動画はまだ全く観ていません。
CDもきちんと全種類購入して聞きました。
デビュー曲が悪くはないが良いとも言いづらい感じ(僕基準。グループ名とデビュー曲のタイトルを引っ掛けてる系の曲としては、先輩方のデビュー曲と比較してしまうと「普通」という感想)だったので、カップリング曲の出来が不安だったのですが、カップリング曲の方が良い出来だったかなという印象です。
ただ、MVとそのメイキングはまだ観ていません。
そろそろきちんと観ようとは思ってはいます。
インスタライブは全く観てないし(フォローはしてる)YouTubeも観たり観てなかったりなんで、今の僕のモチベーションがわかりますね。
ただ、YouTubeで真面目に語りながらしっかりお笑いやってる姿を観ると「あぁ面白いなぁ」「やっぱり好きだなぁ」って感じるんですよ。
晶哉かわいいし、よくお出来になるし、メンバーみんな大好きだし。
でも、YouTubeで歌番組出演の練習する動画は面白くて何度も見返してるのに、歌番組出演は全く観てません。
関ジュのYouTube観てたら「関西ジュニアっていう枠組みでわちゃわちゃしてるところが僕の惹かれている大きな要素のひとつだったのかなぁ」と感じたりもしますね。
大きな看板がひとつ無くなって、新しい看板でやっていくということですものね、デビューって。
この意味合いはやはり大きいです。
先日、大阪に出掛けたのですが、道に迷って地下をうろうろしていたときにデビューの看板がでかでかと通路に飾られていて、そこで写真を撮っている子たちもいて「これ観たことあるやつだ!」と思うと共に、デビューってこういうことなのだなぁと思いました。
感慨深いものはありますが、嬉しいとかメンバーの努力が実って良かったとかそういうのとは僕の気持ちはちょっと違う気がします。
今回のデビューは素直に喜びづらい部分があるというのも否めないのですが、そういった出来事がなかったとしても同じだったかもしれません。
近年のデビュー組のデビュー前の人気投票やセールスにまつわる争いに対してある種の抵抗感があることも少なからず影響はしているでしょう。
結構長いことジャニーズファンやっていながらも、入所からデビューまでジュニアを応援出来たのが初めての経験なので、新たなステージで頑張っていく晶哉ちゃんとAぇ!のみんなに対する気持ちや、今までの自分自身のファンをやってきての経験や感情をどのように受け止めれば良いのかが自分でもわからないというのが正直なところなんでしょうね。
好きなことに変わりはないのに、ファン心理、ドルヲタ心理というものは色々やっかいなものです。
とりあえず、今の気持ちを備忘録として綴っておきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?