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231117 キュンチョメ「魂の色は青」@黒部市美術館

黒部市美術館にいくのが初めてで、小さな佇まいときれいにしゃんとしている存在感にほわーとなった。
この日は今季でもっと寒い富山の天候で、吹きすさぶ風と雨に見舞われていた。(これが日本海の天気のデフォ?!)
それもあって、美術館は頼もしい避難場所にも思えた。

展示の仕方きれいじゃわ〜と思いつつ、海の美しさにぼーっとする。


左右の壁から、サンルームみたいな展示室にいける。メインの展示室から両翼にシンメトリーな配置のサンルーム。
そこの展示はキュンチョメらしいと思えるような目線を吸収。フィリピン滞在時について。
・住所が曖昧なフィリピンで、配達員への場所の指示の仕方
・滞在日記
とてもおもしろかった。
異なる文化圏でなじまざるを得ないできごとが起こってて、それをおもしろく伝えてくれてる。

近くの北洋の館で、地球コーヒーといういろんな地域の豆を一粒ずつ使用した飲み物のめるからいった。吹きすさぶ中タクシーで。

コーヒーむっちゃうまいし、漁師の元倉庫を利用したカフェの雰囲気たるや、勝った!!!気持ちに。

展示のチケット、フライヤーは作家が一枚一枚燃やしてた。いつも印刷された均一な紙を渡されるわけだが、作家の1暴れの痕跡があると思うと愛しさを感じる。
もやし跡が展示名に入っている魂を感じさせる造形。穴。オーラ。魂をこめて燃やしてくれている。

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