固定概念
介護生活が始まり夜の外出、
土日のイベント(母のデイサービスが休みの為)は行けないと思い込んでいた。
なんとなく周りの方に迷惑かけたり
気を遣わせたりしそうだし、
何より私が母を連れて行くなんて大変だし
面倒くさいと思っていた。
(諦める為に理由をつけ自分を納得させていた)
引っ越してから(レストランを閉めたので)
土日のイベントに参加するのが
楽しみの一つであった。
が、心の準備もないまま介護生活が始まりイベントに行くことも
夜の外出も諦めていた。
先日お邪魔した
インドカレー屋さんで居合わせた方(Aさん)と楽しくお話している時の事。
その方が月1回、夕方17時から食イベントを開催しているという。
(いいなぁ。楽しそう…)と思いながら
どうせ行けないし…と諦めている私。
Aさん「今月は〇日だからよかったらおいでよ」と声をかけてくれた。
私「認知の母がいてなかなかイベント事に参加できなくって...」
Aさん「お母さんも一緒に来ればいいじゃない。お母さんも気分転換になるんじゃない?17時からだけどもっと前に来て大丈夫だよ。全部用意はできてないけどね。」
私「ごはん食べて帰るだけになりますがいいんですか?」
Aさん「みんなそうだから!それ以外ないし笑
大丈夫!!」
そんなやりとりをした後
なんだかふわっと気持ちが軽くなり嬉しくなった。
今まで私が勝手に
・母がいるから
・母の面倒を見るから
・介護してるから
などの理由づけをし固定概念に縛られて
無理だと決めつけていただけだった。
誰に何を言われたわけでもないのに、
自分で行動範囲を狭めていただけだった。
そうだよ!行きたければ母も連れて行っちゃえばいいんだ。
一緒に楽しめばいいんだ!
もちろん母の体調やらを加味して判断しなければならないけど。
まだまだ
・~ねばならない
っていう、
頭で考えてから行動することが抜けないけど
少しずつ感じるままにやりたい事を
楽しめるようになれたらいいなと
色々と気づきをもらえた時間だった。