HSPが「結論ファースト」を行うコツ
元コミュ障でHSPアナウンサーの小屋敷彰吾です(^^)
テーマは「HSPの方が結論ファーストを行うコツ」。
今日の記事も昨日の続きになります!
HSPの方が苦手としている「結論ファースト」をどうしたら行えるか?
私が心がけている「結論ファーストを行うコツ」をお伝えしていきます!
※今回は「良くない結果を上司に報告する」という厳しいシチュエーションでも「結論ファースト」を行うコツを考えていきます。
1.「健康診断の注射」と同じだと考える
まずは「良くない結果を上司に報告する」という厳しいシチュエーションを「健康診断の注射」だと考えるようにしましょう!
よく意味が分かりませんよね(笑)
どういうことか、詳しく説明します。
注射は苦手でしょうか?
私はとても苦手です。
痛い思いをしなくてはいけないので、嫌いです。
人によって程度の差はあると思いますが「注射、嫌い」という方がほんとんどですよね。
考え方によっては「良くない結果を上司に報告すること」は「健康診断で注射をすること」と似ているんです。
共通点は「必ず痛みを伴わなくてはいけない」という点です。
どうあがいたところで健康診断で注射されてしまうように、どうがんばっても良くない結果を伝えたら、がっかりされたり、怒られないといけません。
どんなに努力してもどのみち「痛い思い」をしなくてはならないのだとしたら、結論を先に伝えてしまいましょう。
痛い思いは、後回しせず最初に済ませる
そういう「勇気」をもって「結論ファースト」に臨みましょう。
2.痛みを和らげるための準備は万全にする
ただ、痛い思いをするにしても「できる限り痛くないように済ませたい」ですよね。
ここは努力次第で、痛みをかなり軽減させることができます。
なので「最大限、痛みを軽くする方法」を考えていきましょう。
そのために大事なことは、良くない結果になったという「原因の究明をしっかりと行うこと」です。
これができるかできないかで「痛み」の度合いがかなり変わってきます。
人間というのは、トラブルが起きたとしても、その原因がわかると安心するものです。
ですから「良くない結果になってしまった原因」を最大限はっきりさせるべく、入念に準備を行いましょう。
準備する時に心がけるべきことは2つ。
・客観的な理由を示すこと
・半沢直樹のように話すこと
この2つができれば、痛い思いを最大限減らせます。
①客観的な理由を示すこと
良くない結果を報告をするときに伝えるべきことは「誰ががんばってもうまくいかない状況だった」という事実です。
これを伝えることができれば、
「そうか、今回はどのみちうまくいかなかったんだな。それなら仕方ない」と納得してもらいやすくなります。
「誰が頑張っても難しかったんだな」と納得させるために大事なことは「客観的な理由を見つける」こと。
最も強力な客観的理由は「数字」です。
例えば失注してしまったのだとしたら、相手の予算、こちらの価格、競合他社との比較、納期、持ちかけたタイミング、相手の業績、こちらの業績など、とにかく数字としての根拠を見つけましょう。
数字は誰が見ても絶対的であり、相手を納得させやすい強力な武器となります。
とはいえ、どうがんばっても数字の根拠を用意できない場合もあると思います。
そういう時は「過去の事例」からうまくいかなかった理由を探しましょう。
例えば先輩や同僚がうまくいかなかった過去の事例、自分がかつて体験した似たような事例など「過去に起きたうまくいかなかった事例との共通点」を見つけ出してください。
このどちらかひとつ用意できれば、あなたを痛みから救う「強力な武器」となります。
もしこの武器を持たずに結果報告へ向かうとしたら「武器を持たずに敵地へ顔を出す」ようなものです。
②半沢直樹のように話す
「客観的な理由」を用意できたら、あともうひとつ大事になってくるのが「話し方」です。
結果報告をする際は「もうすでに解決しましたよ」という表情で客観的な理由を述べてください。
「えっ、そんなのハッタリじゃん」と思われた方、実はそうなんです(笑)
相手が安心するかどうかは、結局「その人の話し方」によって変わってくるんです。
もし注射をされる時、
・「痛くないですよ。安心してくださいね(^^;」という看護師
・「うまくいくか自信がないです。痛いかもしれません・・・」という看護師
2人いるとしたら、どちらに注射してもらいたいでしょうか?
言うまでもなく、自信がありそうな看護師さんですよね。
実際の腕とは関係なく、前者であれば安心できます。
これと同じなんです。
上司も「自信のありそうな話し方」を聞いて安心したいのです。
だから実際のところ自信がなかったとしても「自信がありそうな自分」を作ることが大事になってきます。
「自信がありそうな自分」を作るためのコツは、
・普段よりも声を大きく、ハキハキ話す
・語尾を曖昧にせず、言い切る
・「たぶん」、「もしかすると」は極力使わない
です。
例えるなら「半沢直樹」のような話し方です。
あれだけ堂々と理路整然に理由を述べられたら、上司も納得せざる負えないですよね(笑)
まぁ、あれはやりすぎですが、頭の片隅に「半沢直樹」をイメージしながら話してみるといいでしょう!
反対に、こんな方が良くない結果報告にきたらどうでしょうか?
・声が小さく、もじもじ話す
・語尾が曖昧で、聞き取りづらい
・「たぶん」、「もしかすると」を連発する
どんなに説得力ある内容を話していたとしても、安心できないですよね。
話す内容と同じくらい、あるいはそれ以上に「話し方」は大事になってくるのです。
この2つをしっかりとクリアできれば、上司は間違いなく安心するでしょう。
そして、上司が安心したら心にも余裕ができるので、あなたのフォローに回ってくれるはずです。
「そうか、それなら仕方ないな。また、次がんばってくれ」
「今回はどうしようもなかったな。次、期待してるよ」
こんな言葉を引き出せたら、あなたの作戦は完璧だったという証拠です。
3.自分の心のケアを忘れずに
「良くない結果を報告する」という任務を終えたら、「自分へのご褒美」をぜったいに忘れないでください。
HSP気質の人にとっては、「良くない結果を報告する」ことは自分が思っている以上に負荷がかかっているはずです。
だからたくさん「自分にご褒美」をしてください。
「こんなことぐらいで」と遠慮する必要はありません。
「こんなに大変なことをした」のですから。
ここで自分をケアすることを忘れなければ、「またがんばろう」と立ち直ることができるはずです。
十分に自分を甘やかしてください(*'▽')
ということで、今日は「HSPの方が結論ファーストを行うコツ」をテーマに書いてきました。
私なりの対策が少しでもお役に立ったら幸いです。
また「自分だったらこんな対策をするよ」というアイデアをお持ちの素晴らしき方がいましたら、ぜひコメント欄で教えてください!
私もまだまだ勉強中です(^^;
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?