HSPあるある「無言のプレッシャー」を感じる③
こんばんは!
元コミュ障HSS型HSPアナウンサーの小屋敷彰吾です(^_^;)
2023年初投稿になります。
今年もどうぞよろしくおねがいします!
今回のテーマも「無言のプレッシャー」。
昨年末の投稿の続きです。
今日は、
「無言のプレッシャー」を適度に保つための外的要因、内的要因への対処法
をお伝えしていきます!
1.環境を変える
どんな環境で働くのか?ということがものすごく重要です。
特に感受性が豊かで、敏感なセンサーを持っているHSPの方は大事になってきます。
もしお仕事で無言のプレッシャーを感じていて、それが苦痛なのだとしたら、働く環境を変えることをおすすめします。
例えば、
すぐに怒鳴る上司がいる
基本的に言葉遣いが荒い
みんなの前で叱責するような文化がある
こんな会社は嫌ですよね。
いわゆる「パワハラ」というやつです。
これだけパワハラが叫ばれながらも残念なことに世の中にはまだまだこういう会社があることが事実です。
無理に耐える必要はありません。
そういう環境からは今すぐ離れましょう。
他者を変えることは基本的に不可能です。
どんなにあなたの考えを論理的に伝えたとしても、そもそもの論理が全く違う相手とは話は並行線です。
他者に期待せず、他社に期待しましょう。
今の時代であれば「転職」は当たり前ですから、一度、二度会社をやめたとしても問題ありません。
それよりも無理をすることで壊れてしまった心と体をリカバリーするのは、ものすごく大変です。
一度壊れてしまうと、元気になるまでに長い時間がかかりますし、何よりも辛いです。
心を磨り減らす前に、苦手な環境から離れましょう。
そのような良くない環境から働く人が離れることで、そうした会社は淘汰されていくことになります。
そうなれば「労働者にとって良い会社」が増えることにもつながります。
労働者側に「働く環境を選べる権利がある」ことを大切にしましょう。
2.自分の心の癖を理解する
対処がより難しいのは、外的要因よりも内的要因。
つまり自分の心の問題です。
何度も転職したが「結局いつも同じ悩みを抱えてしまう」ということあるかもしれません。
それは、自分の心の癖を自分で理解できていない、自分の心の癖に対応できていない、という可能性があるでしょう。
その場合は、やみくもに転職するのではなく、一旦じっくりと自分と向き合う機会を作ることがとても大切です。
前回のブログで書いたように「失敗を恐れる」を例にとってもその理由は人それぞれです。
私の場合は「周りの目を気にしすぎてしまう」ことが大きな理由です。
このような心の癖は、生まれ持った特性であり、無くしたり変えたり抑えたりすることはできません。
なので無視しようとしたり、抑え込もうとすることはかえってマイナスになってしまいます。
できることは、自分の特性を理解して、活かすことだけ。
心の癖を自分で知ることが最も大切です。
3.環境を変え、自分を理解する
このように自分の心の癖を知るためには、そもそも心に余裕がなくてはなりません。
ストレスがたまっている時に自分と向き合っても辛いですし、ネガティブなことしか思い付きませんよね。
心の余裕を持つためには、まず良い環境に身を置くことからはじめましょう。
人間は関わる人から大きな影響を受けます。
特にHSPの方はそれが大きいです。
ですから、どんな人と働くかが本当に本当に重要になります。
悪い環境からは真っ先に離れましょう。
そしてちょっと余裕ができたところで、自分の心の癖を理解してみましょう。
といっても、自分のことを知るって意外とむずかしいんですよね。
わかりそうで一番わからないのが、自分という存在です。
私も今まで自分のことをわかっているようでなかなか理解することができませんでした。
実はそれって当たり前なのです。
なぜなら人間は誰しも生まれながらにして偏っていて、癖があるからです。
例えるなら、人間は何色かの眼鏡をかけた状態で生まれてくるともいえます。
そのように「偏った状態」で世界をみているため、自分からみた世界が自然であり、自分が偏っているということになかなか気づけないんですね。
反対に他者からすれば、相手の偏りが分かりやすいので、「あの人、そんなに気にしなくていいのに」とか「もっと気を抜いて大丈夫なのに」など、客観的にみることができるんですね。
自分のことを理解するためには、自分とは違う他者の偏りを知ることで、自分を「相対化する(自分を客観的にみられるようにする)」必要があります。
そのように「相対化する」ためのツールとしておすすめなのが「エニアグラム」です。
エニアグラムとは「人間が生まれつき9つのタイプに分かれる」とする性格類型論です。
興味深いのが、9つのタイプごとに、理想とすること、好きなこと、嫌いなこと、喜ぶことなどが全く違うのです。
(9つの色眼鏡が存在し、人間はそのどれかをかけて生まれてくると考えるとわかりやすいですね)
私はこの「エニアグラム」を学んだことで、他者の感覚を知ることができるようになり、自分の偏りにも気づくことができました。
その結果、以前のような生きづらさを感じることがなくなりましたし、自然体で自分のよさを活かせるようになりました。
「エニアグラム」はすべての人におおすめしたい!!!
「エニアグラム」の簡単なチェックリストもありますので、よかったら試してみてください!
今年はこの「エニアグラム」に関してもたくさん発信していこうと思います!
ということで、最後まで読んでくださりありがとうございます。
今年もたくさん更新しますので、よろしくおねがいします!
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