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いつか笑える日がくると、信じてみた。【閲覧注意】円形脱毛症の写真有

あ、ここに10円ハゲできてますね」と美容師さんに言われました。

鏡に映っている10円ハゲを見たとき、「……」と言葉が詰まりました。
「これ本当に自分?夢じゃないよね?」と軽いパニック状態。

伸びた髪を切ったら、余計に10円ハゲが目立ってしまうぞ…と思いながらも、せっかく美容室にきて準備もしてもらっているので、切ってもらいました。

家に帰って洗面台の鏡で、何度も何度も10円ハゲを見返して、涙がでました。「まさか自分が…10円ハゲできるなんて…」というのが正直な気持ち。
テレビでは見たことがあったり、友人の友人の話では聞いたことがありましたが、実際に自分ができるとは…。

「どうしよう…本当にどうしよう…」と、膝から崩れて、泣きました。
私の人生、本当の意味で終わったと思ったからです。

笑われ続けた会社員時代

次の日には、会社の人に「え、10円ハゲできている!」と笑われました。
私は2階のフロアで働いていたんですが、1階からも私の10円ハゲを”見学”にくる人がいました。なにかと理由をつけて、普段ならこない人が

「初めて、生で見た!!!すごいね!」

とワクワクしていました。
(珍しい動物を見るかのように…)

当時の私は自己肯定感がものすごく低かったので、
ありのままの自分の気持ち(見ないでください、やめてください)を伝えることはできませんでした。
具体的には、心の底では思っていないのに、
「ツルっツルですよ!」と笑っていました。

上司に「よくこの状況で笑えるよな(笑)」と言われていましたが、
面白いから笑っていたわけではなく、本当は笑いたくないのに反射的に笑ってしまっていたんです。
当然のように、家に帰ってから、「なんで笑ってしまったんだ…」と自分を責めました

(この部分については、この後のnoteで色々書いていこうと思います)

仕事が全くできなかった私は、ノリでリカバリーしようと思い、自ら笑いに走ったりしていました。
私の席の横に座っている先輩が落ちこんでいるときも、
私は自分の10円ハゲを見せながら、
先輩みてください!自分のコレ(10円ハゲ)と比べてたら、全然問題ないですよ!」なんて言っていっていました。

先輩は「たしかに、それよりはマシだな(笑)」と。

冷静に思えば、なにをしているんだろうと思いますよね。

誓ったこと

毎日のように先輩に「おい、丸見えだぞ!(笑)」と10円ハゲをいじられて、横に散っている髪を被せていました。

こんな自分が嫌いで嫌いで仕方がなかったですが、
当時私は読書にハマっており、毎日のように本を読んでいました。

そこで、ふと今の状態を写真でとっておこうと思ったんです

本を書いている人は、過去に壮大なストーリーが隠されています。
事故にあって心臓が一度止まったり、家が火事で燃えていたり…。

「成功したら、過去のどん底は美談になる」

そうたくさんの本から学びました。

なので、今の10円ハゲを写真に撮ることで、
いつか私が元気になったときに、誰かに
「古山さんに過去10円ハゲあったって本当ですか?」と言われたときに
この写真を見てよ!」とすぐ見せようと思ったんです。

自分の経験が、誰かの勇気に繋がれば嬉しいなと。

ちなみに、これから見せる写真は今までの人生で1人しか見せていません。

出版社の編集者さんに「円形脱毛症の写真はありますか?」と言われて、見せたときに、本当にドン引きされたので、インパクトありすぎなんだ…と思って、人に見せることを自粛しています。

自己責任で、読み進めてみてください。


【モザイクあり】

画像3


【初公開、モザイクなし】

画像1

違う角度でもう1枚

画像2

休みの日、シャワーを浴びているときにふと「写真をとっておこう」と思ったので髪が濡れています。
写真をとって思ったのは、
10円どころか、500円の大きさじゃん!」です。

これから私は”500円ハゲ”というようになります。

私は誓いました。

「この経験を必ず美談にする」と。

勝手にはこの経験は美談にはなりません。
結果や実績をだして、美談にするんだと誓ったんです。


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それから5年以上が経ち、
今の私はメンタルトレーナーをしていて、本を2冊出版させていただいています。
3冊目の初稿が書き終えたところです。


今までの本には繰り返し「500円玉程度の円形脱毛症があり…」と書いており、読者のみなさんから「私も今、円形脱毛症になっています」や「本当に古山さんも円形脱毛症があったんですか?」と聞いていただけるようになりました。

3冊目を書いている過程で、
「この写真を公開しよう」とふと直感が降りてきました。

・この写真を公開しても自分の価値は下がらないと思えた
・私と同様に円形脱毛症で苦しんでいる人の力になりたい
・ブログに残すことで、この経験を背負って生きていくと覚悟を決めた。


10代20代を自己肯定感が低く苦しんだ経験を乗り越えました。


その経験を、もっと少しでも多くの人に届けていきます。

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