視聴者のコメントは無視すべき?自分の身は自分で守る鉄則
ツイッターやインスタグラムなど個人で情報発信をしていたり、YouTubeライブをはじめネット上でライブ配信をしていると視聴者から数多くのコメントを受け取りますよね。
動画を投稿している場合も最初のうちはほとんどコメントが付きませんが、たまに再生数が跳ね上がる動画にはぽつぽつとコメントが付く経験をしたことがあると思います。
コメントは「面白かった、すごかった、ためになった」など読んでいてうれしくなるものから「つまらなかった、見る価値なし」など心にダメージが残るものまで数多くあると思います。
ひょっとしたら視聴者からくるこのような数多くのコメントに対して
・心無い言葉を読んでて疲れた
・なんかコメントを見るのがつらい
と感じていませんか?
最近ではプロレスラーの木村花さんがアンチコメントに対して心にダメージを負い、自殺をしてしまったなど悲しい事件もたびたび起きています。
そのような誰かわからないネット上の人に心ないコメントを言われるのがいやだと感じて、SNSで発言しなくなったり動画配信やライブ配信をするのが怖いと感じている人もいると思います。
筆者としてはライブ配信をする中で数多くの友人を作ることができましたし、新しい知識や情報を共有できてすごく楽しい経験ができたのでぜひあなたにも楽しんでネットで活動してほしいと思っています。
そこで今回はネットで自分に対して寄せられるコメントに対して「ムダに傷つかない心」を作る方法をご紹介します。
ライブ配信や動画配信などこんなに楽しいネット活動があるのに、よくわからないアンチにおびえて何もしないのはもったいない。
ぜひ毎日楽しんでネットライフを送れるように心の作り方を学んでいってください。
ライブ配信の実情
小山ケイは現在週に3回ほどニコニコ生放送・YouTubeライブでライブ配信をしてます。
当然ライブ配信なので視聴者からリアルタイムで今画面上で起こっている出来事や直接配信とは関係がないこともコメントとして送られてきます。
基本的に私のライブ配信を見に来てコメントをする人は私に対して好意的な印象を持ってくれているので、私がライブ配信内で不愉快な思いをすることはほとんどありません。
4年以上ライブ配信をしていますが、よくわからない侮辱のコメント1つ、私の好きなものを否定したコメント1つ、その他よく覚えていないコメント数個程度しか頂いていません。
ライブ配信をするときの規模にもよると思いますが、視聴者数が少ないうち(同時視聴者数50人にも満たない)はアンチ的なコメントはほとんど来ません。
動画投稿をされている場合だとわかると思いますが、再正数が50回も満たないものだとそもそもコメントもほとんど付いていないですよね?
それこそ人気Vtuberや有名人YouTuberのように数千人単位の人が見に来るような配信だと、よくわからない人も紛れ込みやすくなるのでアンチ的な人も出てくるでしょう。
ただ、実際にアンチコメントのような誹謗中傷コメントを書きこむ人はほんの0.数%ほどで、5万人に1人いればよいほどだとされています。
参照:ネットの誹謗中傷、参加するのは「ネットユーザーの1%未満」 コロナで増加、その実態は?
https://news.yahoo.co.jp/articles/27340ae011d81169f5c9384077f824b6708a7dcf
たまにネット上でホリエモン(@takapon_jp)が炎上していますが、あれは例外中の例外です。
ホリエモンがわざと炎上させるようにしているのかはわかりませんが、彼のように目立つ炎上ばかりを見ているせいで必要以上に恐れているのだと理解しておきましょう。
まだチャンネル登録者数が千人にも満ちていないうちは、注目されることもほぼないので気楽にやっていても大丈夫ですよ。
変な誘惑は断る
アンチコメントとは違うけど、たまに無茶に思えるようなリクエストをされた経験はありませんか?
・ギターを弾いてみた・歌ってみたなどでよくわからないリクエストがあったり
・ゲーム配信で無茶な難易度に挑戦するよう誘われたり
・終わる時間なのに延長するようにお願いされたり、
これらのコメントは確かにコメントをもらえないよりはよいけど、正直対処に困ってしまいますよね。
ただ、視聴者を大事にしたいと感じている配信者からするとリスナーの希望を叶えて上げたいと思ってしまうのが考え物です。
しかし、あなたが迷った場合は基本的に断ってください。
あなたがやっているライブ配信はあなた自身が決断して、あなたがその場を支配することが一番大事です。
たまにコメントに流されて色々とやっている配信者さんがいますが、さまざまなことをやりすぎてしまうとあなた独自の色というものが薄れてしまいます。
視聴者さんの要望だから応えてあげたいという気持ちは私も「視聴者と仲良くコミュニケーションを取りたい」という思いをもってライブ配信をしているのでよくわかります。
しかし私はライブ配信終わりに「延長よろしく」や「今来た」などのコメントが来ても、「また次の配信で会いましょう」といって枠を閉めています。
そこで、「しょうがないからあと30分やるか」と続けてしまうと、確かにその場は面白くて良いでしょう。
しかし、やり終わった後で本来配信が終わってからするべき家事や勉強、睡眠の時間が取れなくて後悔するなど自己嫌悪に陥ってしまいます。
終わりよければすべてよし、ではないですが最終的に自分の気分が良くなるように決断をしてください。
もちろん、配信後の予定は何もなかったり、配信内容自体を決めていなかったから話題を振ってくれたものに乗るなど、結果的にプラスになると判断した場合は視聴者のコメントに乗っても良いですよ。
本来やるはずがなかったことにチャレンジする際はその選択を取った時にどんなメリット・デメリットがあるか一度考えるクセを付けてみてください。
「友人に今週末飲みに行こうと誘われたけど…」
こんな時にも
実際に飲み行って楽しい思いをする
or
飲みに行かずのお金と時間を趣味に使う
あなたはどちらを選択しますか?
別にどちらが勝っている・劣っているというわけではありません。
ただ、あなたがその決断をしたときにどちらのメリットのほうが大きいかということです。
相手に誘われたから無条件でその内容に従うことはやめておきましょう。
アンチ予防策にもなる
視聴者のコメントに対して、100%受け止めない姿勢はアンチを避ける効果もあります。
アンチの立ち位置からすると自分が発言した言葉で相手が必要以上に落ち込んでいると嬉しいと感じているのが普通ですよね。(アンチの立ち位置になったことがないので私の想像です)
しかし、アンチの言葉を受け取っても聞き入れないタイプだとアンチとしてはあまり面白いと思われなくなります。
否定的なコメントをしても「そうなんだ」と受け流されて、その人自身に全く変化がないとアンチは意味がないことをしていると察して勝手に去っていきます。
相手からの要求に対して素直に全部受け止めない姿勢は他人から甘くみられない、判断力があると思ってもらえるのでぜひ大事にしてください。
・相手からの要求を断るなんて調子に乗っているのじゃないか
・自己中になっていないか
・相手を否定しているのじゃないか
などなど、悪いほうの想像力が高い方がたまにいます。
しかしこれらの心配事は正直意味がありません。
相手からなにか要求する権利があるなら、あなたにも相手の意見を却下する権利があっても何もおかしくありません。
むしろあまり賛成していないけど中途半端な気持ちで相手の要求を受け入れられたほうが相手からすると「無理に誘ったみたい、楽しくなさそうだな」と悪印象を持たれてしまいます。
もし、断るのが怖いと感じているなら「あなたの言いたいことはわかりました、しかしその内容は受け入れません」と意思表明をする癖をつけてみましょう。
コメントに対して「あ、それやらないよ」と直接否定系から入ってしまうと視聴者からしたらいきなり言葉の暴力で殴られたようなものです。
そうではなく「提案してくれてありがとう」という、「コメントをしてくれてありがとう・相手の考えは一度ちゃんと受け取りました」という意思を伝えましょう。
そのうえで「そのアイデアは採用しません」という意思を伝えてください。
コメントに対して何の説明もなくただ否定してしまうと、視聴者の人格自体を否定した印象が強くなります。
一方、コメントを受け取ったうえで「そのアイデアは受け取らない」と返すと視聴者の人格ではなく「意見」のみを選択しなかったと伝えることができます。
相手からの要求に対して「No」という習慣が日本人にとってなじまないのは確かです。
「人にやさしくしましょう」と学校や親から散々教育された結果、相手の要求には無理してでも答えるのが美徳と勘違いしてしまっているのですね。
ですがここまで記事を読んでくれたならわかると思いますが、その何でも受け入れる精神はただ疲れて自分の時間とやる気を浪費させてしまうだけです。
できないことを無理に引き受けて結果ミスをしてしまうと相手にも悪印象を持たれてしまうので、自分がやる気がおきないならサクッと断ったほうが相手にとっても結果的にはプラスになりますよ。
決断してやる気アップ
また、自分の意志でライブ配信を回せている(その場の空気を作れている)という実感を持つと自己効力感のアップにもつながります。
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自己効力感とは…
自分の力で仕事を達成できるという自信や状況をコントロールできる能力があると自分が認識できていること。
自己効力感が高い人は、困難に立ち向かってチャレンジし、現状を打破しようという意欲的な心理状態になることができる。
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当然自己効力感が高まると精神を安定させる効果も高まるので、色んなことを試す意欲がわいたり、積極的にしゃべり続ける自信も出てきます。
視聴者のコメントの中から自分にとってプラスになることを受け取るという選択を自分で出来るようになるとライブ配信すること自体がすごく楽しくなります。
仕事や学校で数十年間周囲の人に流されてきた経験がある私ですが、自分で配信のすべてをコントロールする技術を学んでからはあまり他人の意見に流されない心を意識できるようになりました。
SNSで誹謗中傷に悩んでいるといるとよく言われますが、誹謗中傷は他人が勝手に言っているだけのことです。
相手にとっての真実かもしれませんがあなたにとっての真実ではないので、わざわざ相手の意見を受け入れてあげる義務はありません。
もしアンチコメントが気になるなら、こんな言葉をプレゼントします。
相手を否定するひとは自分より格上の人にしか悪口を言わない
=アンチコメントをする人はあなたより格下です
口が悪いですが、あなたは高架線のしたで寝ている浮浪者がよくわからないことを言ってきてイライラしますか?
変な人だなと思うかもしれませんが5分後には忘れていますよね。
アンチコメントをする彼らは浮浪者のような存在と考えて大丈夫です。
まとめ
視聴者から寄せられるコメントに対してどのように対応すればあなたが幸せになれるかお話ししました。
コメントを上手く活用するとあなたのライブ配信やネットでの活動がすごく楽しくなりますよ。
適度に意見を受け入れたり流しながらあなた自身が幸せになる選択をしてくださいね。
おまけ
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