No.1〜こだわり〜

　

　自分がサッカーしてる事もあって
スパイクにはこだわりがある。

1人1人こだわりがある選手もいれば
そこまでこだわらない選手もいる。

人工皮革なのか天然皮革なのか
ニット素材なのか。
スパイクも色々な種類がある。

プロになる前からプーマを履いてきた。
担当の人と話し合いながら、試行錯誤してる。

質感、サイズ感、重さ、カラー。

自分に合ったスパイクを履くのが大事。
パフォーマンスに直接影響するからだ。
自分のパフォーマンスを最大限活かしてくれるのがスパイク。

小さい頃からとにかく天然皮革のスパイクが好きだった。
高級感があり、足にフィットする。
ボールコントロールがしやすい。

それとは逆に、
たくさん履いていくと皮が伸びる。
そうするとフィットしていたのが、
少しスパイクの中で足が動いてしまう。

この感覚が、自分の中でマイナスだった。

プロになってからは、
ほぼ人工皮革を履いている。
多少伸びるが伸びきらず、
足にフィットする。

最近色々なスパイクを履くようになって
色々な発見がある。
天然皮革なのに伸び過ぎない。
スパイクも進化していくんだなと思った。
人工皮革なのに柔らかくてフィットする。

それと自分の足はどうも中途半端。
27.5㌢だと大きいし、27.0㌢だと小さい。
27.0㌢のスパイクを伸ばしてもらっていつも履いてる。
だから、27.25㌢が1番合ってる気がする。

それから、とりあえず軽いものを選ぶ。
持った時に軽いって感じた方が、
気持ち的に速く走れる気がする。
(あくまで気がする程度。笑)

あと、可能なら1試合で3足程使う。
アップ、前半、後半。
その日使っていないものを使いたいから。
ただそれだけの理由。
最悪無理だったら
前半と後半のスパイクは変えてる。
これはプロになってからだ。

そして、
今現在は、スパイクを自分で磨いている。
プロになってからは、
ホペイロ(用具管理)がいたので、
自分ですることは無かった。

サッカー選手にとって
スパイクは最も重要だ。

スパイクを手に取って見ることで
いろんな発見があってまた楽しい。

小さい頃はよく父が磨いてくれ
それを真似してやっていた。
天然皮革のスパイクは磨くと新品のように
ピッカピカになる。
あれは素直に"すげー"と思った。

芝生がついたままだったり、
泥だらけのまま次の日使いたくない。
試合なら尚更ピカピカの状態がいい。

プロになって薄れてた所を
ここに来てまた再確認できている。

皆さんもこの時期にやれる事として
スパイクや普段使ってる用具を自分の手で綺麗にしてみよう！
早く使いたいと思うし、いいモチベーションを得られる。

"よく色々な選手の足元を見てます…
なんのスパイクかなとか…カラーとか…
皆さんも注目してみたらまた違った楽しみがあると思います…笑"