音楽の演奏時間って気にしてる?

どうも市川です。
私は音楽の演奏時間をたまに気にします。

「あー、この曲のここからここまででこのくらいの時間なんだな」とか
ミュージカルを書くときも脚本をもらった段階で「ここが曲か、何分くらいになりそうだな」とか
研究とか実務とかで考えるべき状況が多いのです。

 聞いてもらえる音楽の時間のレンジは刻一刻と小さくなっている傾向にあるようですが、いまだに演奏時間80分の交響曲の演奏会があるのも事実。
 作る側からすれば、やりたいことを過不足なく出来る構造を見つけて書く。その結果が時間である、とこの一点に尽きるわけですが、やりたいことを過不足やる思考の中には聞き手としての感覚が当然に入りますし、やはりミュージカル等の複合的なエンタメ向けに音楽を書いていると全体のバランスを考えてはしまいます。
 例えば昨年上演した「金平糖1.0」はラストナンバーにピークと重力を集中させたかったので、ラストナンバー以上の長編楽曲が書かれないようになんとなく意識をしていました。
 実際にはラストナンバーは8分を超えていたのでよっぽど構造的に特殊でない限り超えることはなかったのですが、ミュージカルにはその特殊な構造の楽曲の方が多いくらいなのです。
 この辺りのことはもちろん脚本を書いている人の方がよっぽど良く考えてはいるのですが、私は楽曲のことにフォーカスしてそういうことを考えていて、意見があれば「ここもう一周まわしていい?」みたいな時間調整の提案をすると、そういう感じなのです。

 こんなことを書いているのは先にこんなしょうもない企画が考えついてしまったからです。決して音楽の演奏時間を論じたかったから噛み砕いて企画を作ったわけではありません。
完全に後付けで企画に関連する事柄としてこんなことを書いてみました。

ちなみにMerryCreationで最長の楽曲は約30分です。
長いわりに暗いので多分2度とやらないでしょう。気にいってはいます。

それでは、また。

・MerryCreation,LLC HP
 https://www.merrycreationllc.com
・MerryCreation Twitter
 https://twitter.com/_MerryCreation_
・私のTwitter
 https://twitter.com/koyaichikawa
・私の自己紹介(note内)
 https://note.mu/koyaichikawa/n/nd1253b1aead2
・私のメールアドレス(会社の)
 ichikawa@merrycreationllc.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?