マガジンのカバー画像

社会的孤立を考える~ひきこもりでもこもりびとでもなく

10
個人的・心理的問題ではなく社会問題として「孤立」をとらえています。「ひきこもり」とか「こもりびと」とか言ってても解決しない。自己責任論を打破して、賃労働至上主義をやめて、地域社会… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

ひきこもり界隈はNHKクロ現捏造報道にどう反応したか?支援団体代表から問題発言も…

2023年4月のクローズアップ現代「女性のひきこもり」での捏造報道を受けて、同年9月に同番組で…

当事性を奪う者たち~ひきこもり界隈の動き

※あとがき以外は無料で読めます。 話のネタに、吉祥寺くんだりまで「ひきこもり」関係のトー…

100
15

いまこそ立ち上がれ140万人の「ひきこもり」たちよ(と煽ってみる)

私はかつて足掛け20年近く孤立と停滞の状態にありました。私はこの状態を社会的孤立と呼んでい…

「ひきこもり」の定義をめぐる問題~自己責任を超えて社会問題へ

前回の続きです。 「ひきこもり」とか「不登校」とか言う名詞を無批判に使うから、レッテル貼…

誰のための支援か?~「ひきこもり基本法」を考える

KHJ全国ひきこもり家族会連合会という団体が、ひきこもり基本法(案)への意見を募集してたの…

ひきこもりの正体は?社会的孤立との関係

ひきこもりに関する内閣府の調査結果が3月末に発表され、私も「元ひきこもり」「ひきこもり経…

ひきこもり界隈の人権意識の低さが、弱者搾取やマスコミとの癒着を生む

今回気になったのが、“ひきこもり界隈”の人たちの人権意識の低さ。 報道被害にあったことを伝えても、人権侵害とか名誉棄損とかのレベルではとらえてくれない。深刻さがいまいち伝わらないんですよ。もどかしさを感じたな。 「悪意はないけど理解もない言葉」を無造作にかけられて、がっくりきたり。加害者を擁護するようなことを言われたりもした。被害によって傷ついた心が、より深く傷つけられました。これも一種の二次被害ですね。 そういうことを言ってきたのは、いわゆる “ひきこもり界隈” の人

「自分だけじゃない」と安心して「みんなでひきこもる」ことの弊害と「あなたは悪くな…

クローズアップ現代「女性のひきこもり」の番組VTRは、私が夫と一緒にNHKのラジオ番組「み…

『孤立の社会学: 無縁社会の処方箋』に見るNスぺ報道の功罪

社会的排除には連続性があります。 労働からの排除→人間関係からの排除→地域や医療からの排…

寄りそうことの難しさ~二次加害を避けるには?

「つらいんだ」「しんどいんだよね」「ちょっと悩んでいる」などと言われたとき、「そんなの気…