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働くすべての人を大切にする会社に入社して、わかったこと、変わったこと #ヌーラバーブログリレー2021

初めまして。株式会社ヌーラボのマーケティング部でインサイドセールスを担当している竹内です。師走のお忙しい時にこのブログを読んでくださりありがとうございます。
私は今年36歳になり、社会人になって16年目の年となりました。
今までただがむしゃらに、目の前の仕事をこなしてきた16年間だったと思っています。

このブログを書こうと思ったきっかけ

私は今の会社で4社目の転職になりますが、毎回大きなキャリアチェンジをしてきました。キャリアチェンジというと聞こえはいいのですが、私の場合は川下り方の転職です。ご縁があり毎回新たな業種、職種にトライさせていただき、一緒に仕事をさせていただくお客様、そして、ともに働く仲間、尊敬できる上司に恵まれた、我ながら幸運な人だなと感じています。

ただ、今回の10月から入社した転職先であるヌーラボは、また職種も業種もガラリと変わったこと、そして一つ、私の人生の中で大きな変化があったのでここに書かせていただきました。

コロナ禍になって気が付いた大切なこと

今回転職のきっかけは、よくも悪くもこのご時世で、働き方の変化のみならず、人と会えない、移動が自由にできないということを私自身が体験したことで、自分自身に向き合う時間が増えたことが大きなきっかけだと思っています。
今までは寝ても覚めても、休日も、盆も正月も頭の中は仕事のことばかりでアフターファイブ、華金(古い!)という言葉は私には存在していない日々を過ごしていました。それくらいワーカーホリック(と言われていました)です。実家の長野には年に2回顔を出す程度、「忙しい」という言葉を言い訳に大切な友達付き合いも数ヶ月に1回あるかないか、あとは仕事と近所の飲み屋さんの往復程度です。
ところが、2020年4月の緊急事態宣言から、親、友達はもちろん、一緒に働く仲間にすら会えない日々がいきなり始まり、「会いたくても我慢」が、世の中の当たり前になったのです。(今は少しずつ、気をつけながら会える人も増えてきましたが2020年は本当に寂しい思いをした人も多いのではないでしょうか。)そんな緊急事態宣言の中、長野に暮らす大好きだった祖母が大往生を遂げ、他界しました。もちろんお葬式にも行くことが許されず、未だに会えていない状況です。なぜだか自分の家族だけは、いつまでも一緒にいられると勘違いしてしまうものですね・・・。
その時に私は漸く、人生とは有限で、会える人に会えることが何よりも尊いことだというのを改めて気付かされたのです。

この出来事を通して、今まで自分の仕事への向き合い方は、私を支えてくれる周りの人間や、ひいては私自身を犠牲にしてきた上でのものだったんだということに気付くことができました。

なぜヌーラボなのか

それから、転職先を探す上で、どれだけ自分自身を偽りなく過ごせるか、どれだけ周囲の人間を幸せにできるかという途方もない項目を条件に仕事を探し、そこで出会ったのが今の会社であるヌーラボでした。

ヌーラボに入ろうと思った理由は、フルリモートというところももちろんですが、何よりも「“このチームで一緒に仕事できてよかった”
を世界中に生み出していく。」
というヌーラボのコンセプトに強く心惹かれたことです。私は今までの人生で、一緒に仕事してきた仲間、上司、先輩、数えると1000人を超えますが、その人たちのおかげで16年間仕事をやってこれたと思っています。本当に素敵な仕事仲間に恵まれてきました。そういった気持ちが、同じようにこのヌーラボの人たちからもすごく伝わってきたことが転職先をヌーラボに決めた一番の決め手でした。

ヌーラボに入社してわかったこと

そしてヌーラバー(=ヌーラボ社員の呼称)になって2ヶ月の今、わかったことが2つあります。
1つは、仕事を誠実に行うことと、私生活を大切に過ごすこと、周りを大切にするということと、自分を大切にするということ、
これらは等しく同じであること。
そんなことを、ヌーラボに入りより明確に感じるようになりました。

例えば、ヌーラボではいろんな立場の人が働いていますが、「この日は保育園にお迎えだから会議を昼間にしよう」とか、「僕はこの時間は奥さんのご飯を作るから別の時間でお願い」と言ったやりとりが日常的に発生しています。私はこのやりとりができる会社ってなかなかないんじゃないかなって、当たり前のことなのかもしれないけど、こういうのを当たり前にできることって、まだ結構難しい世の中だったりするんじゃないかなって・・・だから最初の頃は本当に驚きと感動の連続でした。


2つ目は、違いが違いのままでいいということ。
私は入社してまだ2ヶ月ですがヌーラボの何か決め事をするいろんな会議に、出させてもらいました。(ヌーラボは社員は等しく情報をみることができるということで、どの会議も全員出れる仕組みになっています)
その会議でよく出ていた言葉は、違いを認め理解すること、この言葉がいつもキーポイントになっていたように感じます。「あなたのそういう考え、いいね!私はこういう考え。」というような感じで、理解しあおうと。
会社って同じ方向を向いていないと成り立たないとは思うんですけど、そこで、同じプロセスに当てはめていく方が簡単だったりすると思うんです。でも、そうではなくて、違いは違いのまま、お互いに違いを知って、それでいいって、私には目から鱗でした。

ヌーラボに入社して私が変わったこと

私は、今まで、仕事>家族>友人>自分というように、どれか一つしか選べないと思って生きてきました。でもヌーラボに入って、仕事も、家族も、友人も、自分自身の趣味や寝る時間も、どれもが大切で、どれかではなくて全部が大切でいいし、全部大切にしなければという考えに変わったと思います。そしてその優先度は、人によってもバラバラだし、同じ自分自身であってもその時々で違う。それが、普通であること。ヌーラボに入社して、私はそんなふうに考えられるようになりました。

今はまだまだ新人で毎日たくさんの人のお世話になって日々仕事をしています。そうなると、もっともっと仕事したい、お客様にサービスを知っていただく機会を増やしたい、早くみんなの役に立ちたい・・・って気持ちもやっぱりあります。でも、最近では土日にSUPをするといった趣味もできたり、毎日のように家族とテレビ通話を楽しんだり、どの時間も充実した私の時間になっています。

これからも人生の限られた時間、仕事も、家族も、友達も、そして自分自身を大切にして、頑張ろっかなぁという決意表明でした!

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