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スペイン人女性が英国ダービーを勝つ? - チャンタル・レガラード・ゴンサーレスとは何者か?

僕は競馬が好きですが、血統とか調教とかラップのような【ザ・競馬】についてはよく分かりません。あんまり興味も湧かないというのが本音です。

それよりも僕が積極的に調べたいと思っているが馬の所有者についてです。

  • その人がどんな人物なのか?

  • どんなビジネスをしているのか(馬主ってのはお金持ちなので、どうやって財を成したのか気になります)?

  • どうして競馬に携わっているのか?

そんなことを知るのが好きです。

これまで僕はレトルスカ(Letruska)の馬主である世界的鉱山企業グルーポ・メヒコ会長のヘルマン・ラレーア氏や、ブルーローズセン(Blue Rose Cen)の馬主である世界的ピザチェーン店テレ・ピッツァの創業者レオポルド・フェルナンデス・プハルス氏について紹介してきました。今回紹介するのは1人のスペイン人女性についてです。

5月18日にヨーク競馬場でイギリス・ダービーの前哨戦であるGⅡダンテSが行なわれました。このレースで2着になったホワイトバーチ(White Birch)の所有者は、チャンタル・コンスエロ・レガラード・ゴンサーレスさん(Chantal Consuelo Regalado González)というスペイン人の女性です。

競馬サイトでは "C C Regalado-Gonzalez" と書かれることが多い彼女は、いったいどんな人物なのでしょうか?

チャンタル・レガラード・ゴンサーレスさんはスペイン出身のスペイン人です。7月28日生まれということは分かりましたが、出生地や生年までは分かりませんでした。しかし、ソフィーさんとバネッサさんという2人の娘さんが28歳らへんなので、現在は50歳~60歳と推測できます。

ちなみに、バネッサさんめちゃめちゃ美人です。服装からして絶対にモデルやってる。興味のある方はチャンタル・レガラード・ゴンサーレスさんのインスタを貼っておくので見てみてください。

https://www.instagram.com/chantalregalado/?hl=ja

さて、気になるのはどんなビジネスをしているのかということです。

彼女は『ビスタス・マヒカス(VISTAS MAGICAS SA)』と『ミドリン(MYDRIN SA)』という2つの会社を管理・運営しています。どちらもスペイン南東部ムルシア州にある不動産会社です。つまり、地中海に面したリゾート地の不動産業で財を成した方というわけです。

チャンタル・レガラード・ゴンサーレスさんはこれまでも数々の活躍馬を所有していました。その筆頭が2019年のBCフィリー&メアターフを優勝したイリデッサ(Iridessa)です。

また、クオリファイ(Qualify)も忘れてはいけません。クオリファイは2015年のGⅠエプソム・オークスを勝利しました。

その他にも、2016年のGⅠモイグレア・スタッドを勝ったイントリケートリー(Intricately)、2017年のGⅠマンノウォーSを勝ったジューコワ(Zhukova)、2020年のGⅠヴィンセント・オブライエン・ナショナルSを勝ったサンダームーン(Thunder Moon)、重賞4勝のスピークインカラーズ(Speak In Colours)などが彼女の代表的な所有馬として挙げられます。

話をホワイトバーチに戻しましょう。

ホワイトバーチは昨年まで別の人物が所有していました。今年になってチャンタル・レガラード・ゴンサーレスさんが購入し、4月2日にレパーズタウン競馬場で行なわれたGⅢバリーサックスSを勝利しました。

そして、先日行なわれたGⅡダンテSで2着に入りました。イギリス・ダービーに出走することはほぼ間違いないでしょう。スペイン人女性がイギリス・ダービーを優勝する瞬間が訪れるかもしれません。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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