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【無料】チリの珍名馬:小平奈緒(ナオコダイラ)が鮮やかな逃げ切り勝ち

 人名が馬の名前になるというのは、その人にとってある種のステータスかもしれない。それだけ有名になったという証である。もし、その人物の国籍とは違う国の馬に名づけられたのであれば、なおさら価値があるだろう。

 1人の日本人アスリートが、その高みに到達した。それが、スピードスケートの金メダリストである小平奈緒選手である。

 9月16日のチリ・バルパライソ競馬場4Rのハンデ戦(ダ1100m - 3歳以上)は、マキシミリアーノ・サリーナス騎乗の⑤ナオコダイラ(Nao Kodaira)が勝利した。

 好スタートからハナを奪うと、直線に入るまでに後続との差を広げ、そのまま2馬身差の逃げ切り勝ちをおさめた。良馬場の勝ちタイムは1分10秒89。

 ナオコダイラは父モーニングライダー、母アスクフォーフォーギヴネス、その父マインシャフトという血統の4歳牝馬。2020年9月14日にチリのスマージャ牧場で産まれた。

 2019年に産まれたカリフォルニアクローム産駒の半兄はガマン(Gaman)という。ナオコダイラとガマンの馬主は異なるが、なぜか2頭続けて日本的な名前がつけられた。

 2023年3月4日にデビューし、8戦目で初勝利をあげた。今回の勝利で通算成績を26戦2勝とした。

■ ナオコダイラ(Nao Kodaira)



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