内定出たあとの悩み|転職活動奮闘記 Vol.15

前回の記事では、内定をいただいた会社のうちK社についてのエピソードを書きました。
今回は、他のM社のエピソードを書きたいと思います。
M社については、IT系の創業して10年ほどのベンチャーといった企業です。

勤務地問題

M社の勤務地は東京です。
最終面接を東京に受けにいった話も、以前の記事で書きましたね。

内定が出そうなタイミングで、あらためて妻と話し合いました。
僕が東京に勤務するとしたら、現実的にどんな形が考えられるか?
前提として妻は、子供の意見を最優先にし、娘が幼稚園を卒園するまでのあと2年は愛知から引っ越したくない、という意見です。

いろいろと話し合った結果、「週に3回程度リモートで、週に2回程度は東京に出勤する」という形ならなんとかいけるかも…という結論に。
ただ、実際に業界未経験の中途社員がそんなことが可能なのかというと、なかなか難しですよね。笑

あらためて…家族がいる状況での転職は、ほんとにいろいろと制限があって難しい。。

オファー面談

エージェントの方(大学の先輩)に、「名古屋から引っ越すのは難しい」旨を相談してみました。
それを踏まえて、数日後オファー面談がありました。

オファー面談の相手は、一次面接の際にもお話した部門長のNさんでした。
面談が始まり、開口一番に
「いや〜聞きましたよ!名古屋から動くのは難しいんですよね!?」
と。
一次面接の時もそうでしたが、Nさんはとてもラフな方なのです。笑

いろいろとこちらの事情も説明します。
Nさんも理解は示してくれています。

そして、なんとか僕が名古屋に住みつつ勤務できないかという可能性を、面談の最中にずっと考えてくれました。
「いや〜営業職だとどうしても対面が大事なんですよね〜」
「でもあれですよね、IT業界なのに住む場所によって働き方が制限されてしまうのは、時代に合ってないですよね。。」
「仕事については、一次面接でもお伝えしたとおり保証します!IT業界に限らず、他の会社でも通用するようなスキル・経験は僕が叩き込みます。」
「なかなかいないんですよね。このポジションは半年くらい内定者が出てないんですよ。書類選考でバンバン落とすので。」
「例えば…新たに名古屋に拠点を作って、こうやさんには名古屋周辺の地区を担当してもらうとか……いや〜難しいか。。」

結論は出ず

結局、予定の1時間が経っても結論は出ず…
「すみません、ちょっと一度持ち帰らせてもらってもいいですか??さすがに僕も意見だけで決められないので、社内で相談させていただきます。」
とNさん。

正直、面談が始まる前は
「東京に来られないのであれば、今回は難しいですね。」
となるかと思っていました。
しかしこのように、Nさんが真剣に僕がなんとか働けないかと頭を悩ませてくれたことに、驚いたとともにうれしかったですね。

結果はやはり

後日、エージェントの方を通して連絡が来ました。
やはり、今回の採用は東京(通勤可能な範囲)に来ることが条件ということでした。
まあ、そうですよね。

ということで、とても残念でしたが「内定辞退」という形に。
ただ事実として、未経験業界であるIT系の企業から出たということ。
そして、その会社では狭き門での営業職での採用ということ。
この辺りは、自分に自信を持つことができました。

決断

ということで、ついに決断をします。
前回の記事にも書いた、K社の内定を受諾することにしました。
職場見学もさせていただいた上での決断なので、不安も特にありませんでした。

次回以降は、次の関門である「退職交渉・退職手続き」について書いてみようと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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