実案件のクライアントとの打ち合わせに同席できる機会があるスクール…!?

僕が以前、1期生として受講していたスクール「フリーランスWebクリエイター育成スクール SLash」にて、先日こんな企画があったそうです。

「プロの実際のWebサイト制作案件の打ち合わせに受講生を同席させる」
(えっ!!)

ちなみにこの「プロ」というのは、このSLashを運営している株式会社CRANKSのことですね。

今までに2回、それぞれ2名づつの受講生がこの企画に参加したそうです。
うらやましい限りです。笑

打ち合わせに同席した受講生たちが、その経験を他の受講生にアウトプットする「シェア会」なるものが、昨日行われました。
そのシェア会、卒業生も参加OKということで、迷わず参加!

そのシェア会、めちゃめちゃ勉強になったので、忘れないうちに書き記したいと思います。

徹底的な準備が信頼関係を生む

ちなみにその2回の打ち合わせは、どちらも講師のあしざわさん(SLash講師であり、株式会社CRANKSの代表でもある)が受講生を連れていくという形だったようです。

シェア会の中でまず印象的だったのは、
「あしざわさんの圧倒的な準備」
というものです。

クライアントについてはもちろん、競合他社やXなどについても徹底的に調べていたそうです。
打ち合わせの中では、クライアントの方が
「えっ、そんなことまで調べたんですか!?」
とびっくりしていたとか。笑

クライアントとしては、シンプルにうれしいですよね。
自分たちについて細かいところまで調べてくれて、さらに競合他社の情報ままでインプットしていてくれたら。

そして、そこまでしてくれていたら、自然と信頼関係が生まれますよね。

人間は「行動」が一番伝わる。

ちょっとした言い回しで印象が変わってくる

次に印象的だったのは、「ちょっとした言い回し」です。

クライアントがあまりITやWebについて詳しくないケースは少なくないと思います。
とはいえ、打ち合わせではどうしても専門的な用語を使う場面が出てくるかと。

そんな時に、ちょっとした工夫で相手に不快な思いを与えないようにすることができるよな〜と思いました。

具体的には、
「ちょっと専門的な話にはなってしまうんですが…」
と、クッション言葉を置くのです。
そうすると、決して上から目線でマウントを取られているような感じはしないですよね。

僕自身、ふだん仕事などでこの辺りは気をつけているつもりですが、あらためて意識していこうと思いました。

案件の規模が大きくなると人間関係のしがらみ

最後に、「たしかに、こういうこういうケースはありそうだな〜!」と思った話がありました。

それは、クライアントの会社が大規模ということで、社内の抵抗勢力や人間関係のしがらみが多く、なかなか案件が前に進まないということです。
その会社は全体的に保守的で、いわゆるDXのようなことには後ろ向きな人が多いとのことでした。

そうなってくると、Webサイト制作に関する知識やスキルうんぬんの前に、いかにそのような状況で話を前に進めるか、ということが大きなハードルになってしまいますよね。
僕の前職も保守的な大企業だったので、わかるなぁ…。笑

こういうケースはきっと、いくら論理的に説明してものれんに腕押し状態なんですよね。(使い方合ってるっけ?笑)
人間は感情で判断する生き物です。
いかに感情で納得してもらうか。
これは一筋縄ではいかないんですよね〜

最終的には、「人間力」だったり「なんとかする力」みたいなものが必要になってくる気がします。
「こいつが言うなら、まあ任せてみるか〜」
と思ってもらえるかどうか。

この先さらにAIの進化が加速していくものと思われます。
中には仕事が段違いに効率化されたり、専門的な技術が民主化していったりするのでしょう。
そうなってくると、ますますこの「人間力」のようなものが価値を増してくるような気がします。知らんけど。


ということで。
僕が以前に受講していたSLashにて、「プロの打ち合わせに同席」というなんともうらやましい企画があり、その「シェア会」で学んだことを書いてきました。

なかなかこんな機会を提供できるスクールはないですよね。
クライアントとの信頼関係があったり、講師に自信がないとできないと思います。

まだ第3期は始まったばかりなので、こんな貴重な体験を通して成長していくことでしょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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