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お金持ちになる唯一の方法②

さあ、EXIT戦略も後半戦です!



あなたが得意なのは?

皆さんご存じの通り会社を作れるのは0から1を作れるアイデアマンですよね。しかし、0から1だけが会社に必要な能力ではありません。あなたが天才と思っているアイデアマンでも0から1が超絶得意なだけで1から10は全くできないっといった人も少なくないはずです。それに1から10が得意な人でも10から10へと維持するのが苦手な人もいます。

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決して0から1のアイデアマンだけが経営に向いているわけではありません

ではあなたがどこが得意ですか?

まずは自分がどこが得意なのかを考えてください。そこさえわかってしまえば会社売却するタイミングは難しいものではなくなります。自分の得意な場面が終わりそうになってくる前に売る準備をしておけばすぐに次の自分が得意なことにすぐに移ることができます。そして、得意なものを生来人はやりたがるものです。なので会社は売却することを事前に考えて起業するほうがよく自分が苦手な所はもう他の人に任せてしまって自分は他のことを始めちゃいましょう。

誰があなたの企業を買う?

ここで疑問に思いません?「でもだれが実際買うの?」ってなりますよね。答えは上場企業です。彼らは一度上場してしまうとそれを今度は継続をしなければいけなくなります。なぜなら、良くも悪くも彼らには多くの株主がいるからなんです。株主からすると去年とやっていることがずっと変わらなかったり、新規事業を一切行っていない会社の評価は下がります。それもそのはず、株主からすれば成長しそうだから投資をしているのに何も新しいことをしていなかったら心配になりますよね。

そうなると、前回少し言った通り終わりなく成長しなければいけなくなります。それにより、日々新しいアイデアや技術などを開発するように迫られます。

もしあなたがそんなときに小さい会社で使えそうな技術があったらどうします?自分で考えるよりも買った方が楽だしコストも安く済みますよね?

このためM&Aは売り手と買い手どちらから見てもメリットがあるのです。売り手は次に移ることができるし、上場企業はIRを充実させることができます。IR?ってなりますよね。すいません、わざと使いました。なぜなら前回同様やはり使われている言葉なんです。なので皆さんにには知っておいていただきたい。IRとは「Investor Relations」の略でさっきも実は言い方を変えただけで使っていたんですけど、これは投資家への広告のことなんです。「うちの会社では来年度から○○をします」「来年から○○をするためこれが伸びます」的な感じやつです。ぜひ覚えておきましょうw


どうやって売却する?

ここで皆さん会社ってどうやって売るかご存じですか?決してメルカリなどでは売れませんよ(ここ笑う所ですw)。それにどれくらいの期間で売れるか知っていますか?決してその日中に売れたりなんてことはありません。売却は基本的には半年から1年かかります。しかし、基本的にはです。これは事業の大きさや社員の人数などでかなり調査することが変わるのでここでかなり売れるまでの期間が変わってきます。たとえば事業の中の1つのプログロムとかシステムだったらチェックが速く終わるため3か月なんてこともあります。

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では実際どう売却まで進めていくかというとまずM&A専門業者に登録をしてノーネームシートというものを作ります。これはその名の通り会社名を書かないで会社の詳細だけを伝えるものです。なぜ会社の名前は書かないかというとこのシートを見た会社の人がここM&Aしたがっているとわかるとそういったうわさなどが広がってしまい従業員などが混乱してしまうため名前は書かずに会社の情報だけを買うようになっています。それを買ってほしい企業に配っていきます。そうなると応募がたくさん来てロングリストというものができます。これは単純に名前がたくさんだからロングなだけです。そしてその中からいくつかの企業に抽出しショートリストを作ります。

そして、デューデリジェンスです。よくデューデリなどと言われているっものです。もうカタカナばっかですよね。僕も調べてて息がしづらくなってきましたw。このデューデリジェンスとは企業価値の調査のことでノーネームシートの内容が本当に正しいか買う側の企業が調べることです。

デューデリが終われば今度はPMIです。ここでもう僕は呼吸困難でしたw。PMIとは超砕いて病院食ぐらいにすると、引継ぎってことです。企業もグループなのですぐに新しいことができるかというと無理なので数年は残ってくださいと言われることがあります。ここの引継ぎをうまくやるかによってあなたがすぐに次のことに移れるかが変わってきます。

そうしてやっと公開されるんです。基本的にこの公開までは従業員には一切言いません社内でもです。なぜなら、会社でそういううわさが出てしまうとうわさが独り歩きしてしまい混乱が広がってしまうからです。

ここまでくれば少しはどうやって会社が売れるかがわかってきたと思います。つまり、人気があるとか売り上げがいいからという理由だけでは会社は売れないということです。社長のマンパワーや契約を口約束でやっていたりするとノーネームシートなどで書類をすぐに作成をすることができなくなったり社長が抜けたらうまくいかないものだったりすると買われづらくなってしまいます。つまり、商品や人が良いのではなく仕組みをマニュアルを良いものを作れば買われやすい会社になることができます。


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さらに上に行くには

ここまででも十分に買われやすい会社を作ることができますが一流はさらに上を狙います。それは何かというと

始める段階で大手の弱みを考えておくことです。

たとえば、Googleってすごいけどサブスクやるのは下手だな、と思えばそれに対策したもので会社を作ればいいし、トヨタってハイブリッドカーはすごいけど自動運転は全然うまくいってないと思えばそれにうまく使えるシステムなどを自社で開発し、それを売るのが一流です。もう作る前から売る相手までも考えておくらしいです。


最後に本当のお金持ちとは時間も資金もあることの人だと僕は思います。そんなお金持ちになるにはやはり会社を作ること以外にはありません。日本は起業やお金のことなんて学校では教えてくれません。昔はなかったとかではありません。現在都内の私立高校に通っている僕が言っているのですから。なので今回のようにできるだけ多くの人にこういったことの知識を身に着けてできれば僕の言うお金持ちになってほしい。


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