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【旅行記】立山黒部アルペンルート(トロリーバス)

先週ですが、noteのつぶやきであげていましたが、鉄印集めのため、北陸・甲信越方面(北越急行・しなの鉄道)に行っていました。

そのついでにはなったのですが、今年で最後となるトロリーバスに乗るため、立山黒部アルペンルートを訪れました。

当日は、しなの鉄道の鉄印を集めていた関係で、まずは、長野駅からバスで長野側の玄関口である扇沢駅まで移動しました。

長野側の玄関口 扇沢駅

ここから、まずは電気バスで、関電トンネルを抜けます。

元々、この区間もトロリーバスでしたが、2019年からは電気バスとなっています。

2018年まで走っていたトロリーバスが1台扇沢駅に保存されています。

この区間でトロリーバスが採用されていたのは、トンネル内の排ガス対策、自然環境の配慮等のためだったそうです。

トロリーバスの老朽化や部品調達が困難になってきたため、電気バスに置き換えとなったようです。

バッテリーも大容量となり、常に給電しなくても走れるようになったのが時代の流れですね。

扇沢駅には、電気バスからパンタグラフみたいなものを出して急速充電を行うみたいです。

そのあたりは、トロリーバスの遺伝子を引き継いでいる感じですね。

保存されているトロリーバス
バスからパンタグラフみたいなものが出て急速充電を行います
2019年から運行されている電気バス

関電トンネルを抜けると、黒部ダムが迎えてくれます。

観光放水が行われています

観光放水なので、それほどの量は放水されていないと思われますが、かなりの風圧を感じました。

ダムの上を通り、今度はケーブルカーに乗ります。

色々なケーブルカーを乗ってきましたが、全区間トンネル内のケーブルカーに乗るのは初めてです。

黒部湖駅
すれ違いもトンネル内

ケーブカー乗車後は、ロープウェイに乗車です。いろんな乗り物に乗れるので飽きません。

立山のロープウェイは途中に支柱がないのが特徴です
乗車するロープウェイ

ロープウェイ乗車後は、お目当てのトロリーバスに乗車です。

運行開始して28年の車両のため少し懐かしい感じの車体です

バスの車体ですが、電車のような加速音(具体的に言うと初期のVVVF音)が聞こえるのが印象的です。今の電気バスとも違う音ですね(今の電気バスは音も静か)。

バスの上にはしっかりと架線があります
中扉がスライド式の両開きになっているのが独特です
トロリーバスは後面のケーブルが特徴的です

トロリーバスで訪れた室堂が、この黒部立山アルペンルートの最高地点(2450m)くらいに位置します。

これほどの高さの場所に訪れたの初めてかもしれません。

室堂のあたりを少し散策してみました。

夕方だったので、少し影ができてしまっていました。

みくりが池

室堂からはバスで美女平まで移動し、ケーブルカーにまたまた乗車します。

室堂に待機しているバスをパシャリ

ケーブルカーに乗車すると、立山駅に到着し、山を降りてきた感じとなります。

貨物を載せることができるケーブルかーは珍しいとのころ
黒部駅

黒部駅からは、富山地方鉄道に乗車し、富山駅まで向かいました。

14760形 富山地方鉄道のオリジナル車両ですね
高架化の工事の関係か、富山駅の配置が変わっていました
元京阪3000系も健在ですね

立山黒部アルペンルートは、景色もよくさまざまな乗り物にも乗ることができ、飽きる箇所がほとんどありません。

また、トロリーバスが引退する前に訪れることができよかったです。

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