クチャラー観察記
クチャラーを観察している。趣味というわけではなく、僕自身はあの咀嚼音が嫌いで苦手でしょうがないんだけど、妙に遭遇率が高く、日本全人口の1/3ぐらいはクチャラーなのでは?と感じたのが『なんとなく観察』し始めた理由だ。
ちなみに僕が外食に出向くと、結構な確率で隣席に口からグチャグチャ音を出す生物が陣取っている。これは僕が前世で悪い行いをした可能性が高い。
リャマスタイルと舌出しスタイル
観察していると、大きく分けて2つのスタイルが存在するようだ。そんなスタイル存在しなくて良いのだけど、便宜的に名前をつける。
リャマスタイルは左右に顎を動かすことにより、口を閉じることができず結果的に音が出てしまうスタイル。そこまで激しいわけじゃないけど、なんというか…リャマみたいな食い方というか。
舌出しスタイルは咀嚼の途中で舌が出るスタイル。舌でも食物を磨り潰してる途中にネロッと舌が出て、そのタイミングでクチャる。ペロッチャッ!というリズムだ。これは見た目も汚いし、どうもこちらが主流派のようだ。僕の父もこのタイプ。
肘をつく、音を出す
他にも肘をついて飯を食う、飯に関する音がやたらと大きい、咀嚼中に空気も一緒に取り込んでしまうので呑気症ぎみで、食事後にゲボッとかゴブッというゲップまでは行かない空気の反芻がある…というアビリティが付加されていることが多い。ちなみに空気を取り込むことにより、当然ながら尻からも空気が出やすくなるそうだ。最悪。
何故、どうして、というのは言及してもしょうがない。彼らはなるべくしてクチャクチャ言わせて他人に対して強制ASMRを行い、肘をつき、飯後にはゲボゲボゴボゴボ言わせてしまっているのだ。
僕らに避ける道はない
行儀が悪い…という一言で済ませても自分の中で納得出来ないので、『クチャラー観察記』という体でクチャラーの生態を記してみた。ここまで書いててなんだが正直ウンザリだ。せめて反面教師にするぐらいしか道はないんだろうか。せめて口を閉じてほしい。
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