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2月3日の私的おりおりのことば

「個人としては善良でも、組織の一員となれば、まったく異なる対応をするのだ。」山本章子。

琉球大学准教授の山本章子さんは在沖米軍基地政務外交部トップのニール・オーウェンズ大佐と定期的に意見交換する間柄で、山本さんに子どもが生まれたときには祝福の言葉を何度も伝えてくれたといいます。

米軍が有機フッ素化合物「PFAS」(PFOSなどの総称)を含む汚染水を流出させてしまっている問題でオーウェンズ大佐は「しっかりと浄化しており、放出が原因とは考えられない。原因がわからない」と話したことを受けて。

そこに個人としての葛藤はあるのかしら。組織の一員となれば途端に何かが欠落してしまうのは何故なのでしょう。汚染水を流出している側の「大人の事情」にまで想像力を働かせ、淡々と現実を受け止めるしかないのかしら。似たようなことで悩んでいる社会人は多いと思う、知らんけど。

本日の朝日新聞『沖縄季評』より

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