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海と毒薬 【読書記録】

こんにちは!
読書家ってほどじゃないけど、なんとなく本が好きで順調に積ん読を増やしまくっている今日この頃です。
書評ブログを作ってみたいな~と思ってnoteを登録してみたものの、いきなり書評は難しい…(^-^;
なので手始めに、簡単に読書ノートを書くところから初めてみようと思います。

記念すべき始めの一冊はこちら
・タイトル 【海と毒薬】
・著者  遠藤周作
・昭和35年発行

俳優の奥田瑛二さんが最近好きで、出演作品を調べていたら映画版の海と毒薬に出演していることを知って。
先に原作読んでみるか~と近所の本屋へ走った次第です。
新潮文庫、角川文庫、講談社文庫どの棚にも揃ってて
さすがは名著なんだな~と感心しました。
装丁の不気味さが目を引いたので新潮文庫の方を買いました。

内容は戦争末期に実際に九州で起こった、米軍捕虜の生体解剖事件をもとに小説化したものです。あくまでフィクション。
勝呂という医学生を中心に、解剖に参加した複数の人物の視点で物語が進みます。
終始重苦しい雰囲気と内容のわりに文章が読みやすく、すぐ読者を引き込こんでくれる良い本でしたー!
以下書いた読書ノート、超簡単だけど!

解剖に参加したひとりで戸田という医学生は、過去に自分がやってきた色々な事柄から自分に良心が無いのではと繰り返し考えるんだけど、そう悩むという事はちゃんと良心あるんだよね、多分。

登場人物は皆悪人って事でもなく、誰の心のなかにも多少ありそうな黒い感情を抱えたりしつつ日常を過ごしていたところに
あの解剖実験へ誘われる。断ることもできたけど結局参加する…

遠藤周作は初めて読んだのですが、エッセイも面白いと聞いたので「ぐうたら生活入門」も一緒に購入してあって。(大事に積んでます)
落ち着いたらそっちも読んでみよう。

ちなみに読書ノートの書き方は、
YouTubeで「読書ノート 簡単」で検索して色んな方の動画を参考にさせて貰いました。情報社会ありがたや…

簡単な内容ですが、読んでくれた方ありがとうございます。
三日坊主にならないよう、引き続き積ん読消費に勤しみますよヾ(☆ゝ∀・)ノ

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