見出し画像

月刊「赤津加アワー」5月号

今年の目標は、毎月一度、秋葉原の赤津加で飲むことだ。赤津加は、電気街のまん真ん中にある、創業七十年を超える古くからのお店で、太田和彦のにも吉田類の番組にも出たと言えば、わりに有名で、いいお店だと思ってくれる人がいるかもしれない。

この店に来たら、まずお燗。真夏でも燗酒が美味しい。お通しだけで早くも一本あけつつ、すずき刺しを頼む。この日は他に、しまあじとこちのお刺身もあったけれど、いちばん初夏らしい、と勝手に感じたすずきにした。

上品な白身。

他に「桜ますと新じゃがとバター蒸し」、「かますとズッキーニチーズ焼き」を食べて、お燗を五合飲んだ。飲みすぎだ。

やや塩味の強めなお汁だったけれど、ますやじゃがいもをじっくりしゃぶしゃぶ? しながら食べるといい具合だった。
かますの脂の乗りが上等。ズッキーニも初夏の味。

赤津加は、ぼくがいろいろあって遅い勤め人デビューをしてから、初めて通うようになったお店だから、とても強い思い入れがある。そのことは、来月以降書いていきたい。

話は変わるけれど、JRの神田駅の発車メロディーが「お口くちゅくちゅモンダミン」のCMの曲なら、秋葉原は「めいどりーみん」の曲でいいんじゃないか。品の無さならいい勝負だ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?