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統一教会関連資料

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旧統一教会(家庭連合)にまつわる資料・情報 #統一教会関連資料 #統一教会 #旧統一教会 #家庭連合 #指定宗教法人 #勝共連合 #文鮮明 #韓鶴子 #洗脳 #カルト #マインド …
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2024年5月の記事一覧

霊感商法に魅入られた男《元統一教会信者の独白》【怪談・怖い話】

昭和54年秋、足立区で起こった奇妙な訪問者の話 昭和54年の秋のこと、ぼくは足立区の江北橋近くで突貫工事をしていた。昼下がりの3時、仮設小屋でエバラギから来ているおばちゃんたちとスルメや漬物を食べながら休憩していると、突然小屋のドアが開いて一人の女性が現れた。 「こんにちわー、健康管理センターから来ました田中でーす」 その女性は黒い大きなバッグを肩に掛けており、22-3歳くらいの清楚で可愛らしい感じの人だった。こんなところに訪れるのは普通、押し売りのヤクザくらいのものな

旧統一教会解散命令を企てた《闇の支配者(仮称)》の真の目的とは?

旧統一教会の解散命令請求は宗教弾圧と認識する一方、一般大衆は統一教会解散を望んでいる。この対立の構造を狭い視点からみると、『統一教会の集合知』と『一般大衆の集合知』の違いからくるもの。(※統一教会信者にも統一教会解散を望む者もいる) ズームアウトして見ると、支配下の人間に情報をインプットしつつ集合知を構築し、情報コントロール・印象操作で統一教会解散の流れをつくったのは、闇の支配者(仮称)ではあるものの、彼らの真の目的は統一教会解散ではない。 統一教会解散命令請求とその背景に

脱会-山崎浩子・飯星景子報道全記録/有田芳生&週刊文春取材班(1993/12/01)【読書ノート・統一教会資料】

Amazondo読者レビューより引用 [Ⅰ]発端山崎浩子が"統一教会顔"に 空振りに終わった日曜日 深夜の遭遇 最初のスクープ 合同結婚式狂騒曲 寝耳に水の桜田会見 統一教会と桜田のウソ 統一教会のマスコミ操作 幻のスクープ TBSを潰せ 統一教会の隠れ団体が発覚 [Ⅱ]迷宮飯星景子が入信? 「統一教会? なんのこと?」 飯干晃一からの電話 景子が帰ってきた 脱出への長い道のり 父親をとるか、文鮮明をとるか 親をあざむくマニュアル シモキタに飛べ!―ある失敗談 迷宮を抜け

われら父親は闘う:娘・景子を誘いこんだ統一教会の正体/飯干晃一(1993/04/01)【読書ノート・統一教会資料】

概要: 飯干晃一氏はこの本で、娘・景子さんが統一教会に誘われ、家族が彼女を取り戻す努力を行った経緯を記述しています。統一教会から脱会した女性の体験談が娘に影響を与え、飯干晃一氏自身も渡辺美智雄や中曽根康弘といった人物と会談するなどして娘を救出しようと努めました。 この本では、統一教会という宗教団体の影響を家族の視点から深く掘り下げ、宗教団体の影響を明らかにしています。また、家族の団結と愛の力を通じて、困難な状況に立ち向かう重要性を教えています。読者は飯干家の闘いから多くのこ

愛が偽りに終わるとき/山崎浩子(1994/03/01)【読書ノート・統一教会資料】

本書より引用元教会員牧師の脱会理由 脳天を打った衝撃の一文 問一 福音主義神学の本質は何か 一 福音主義神学は、〔十戒の〕第一戒の約束に基づいている。「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない」(出エジプト記20:2-3)。 福音主義神学は、すべての真正なユダヤ教神学とともに、ご自身をその言葉そのものによってその民に啓示し給うた神の約束の下に立っている。それはその基点にお

原理運動の研究/茶本繁正【読書ノート】

読者レビュー 統一教会、原理研究会、勝共連合という所謂ヤバい団体に対して、いち早く警鐘を鳴らした1977年刊行の歴史的名著の文庫化。 世界の各国がカルト団体に指定している統一教会が何故か日本では野放しにされているというおかしな状況である。しかも、何時の間にか公安のマークも外され、団体名も統一教会から世界平和統一家庭連合と変わり、密かに多くの政治家たちの選挙支援をしていたという恐ろしい事実。そして、その事実にマスコミは一切触れて来なかったというのもおかしい。 日本を揺るがした

カルト宗教に学ぶ人間を洗脳する方法:洗脳の科学と防衛策

【悪用厳禁】カルト宗教に学ぶ人間を洗脳する方法 VAIENCEバイエンスチャンネル動画まとめ 人間の洗脳メカニズムを解明する民主主義という生き方を発明した人類は思い責任とともに掛け替えのない自由を勝ち取りました。何を大事に思い、誰を愛し、そしてどのような世界を望むのか、あなたの心の奥に眠る個性のコア、ここではそれを信念と呼びましょう。この感情は生きる国の秩序を壊さない限り自由に設計することができます。 その一方で破壊的なカルト集団による洗脳や国家るみのプロパガンダのように人

霊感商法:青森事件/水子が畳を這い回る「悪霊」恐喝の背後捜査書【ネット記事アーカイブ】

1983年、青森県でおどろおどろしい事件が起こった。 83年7月26日ごろ、男の声の電話が入った。 P子さんは、8月2日、警察へ届け出た―― Aらの行為には多くの仲間が加わっていたが、特に悪質なAら3人が起訴された。83年12月の第1回公判で3人は罪状を認めた。検察側は論告で「本件は組織的な犯行であり、被告人3名の責任も重大だ」と述べた。 興味深いのは弁護人による弁論の中身である。犯行の動機はAの販売成績をあげたい一念だけでなく、被害者を何とか救ってやろうと考えたからだ

「マインド・コントロール理論」その虚構の正体―知られざる宗教破壊運動の構図/増田善彦(光言社:1996/6/1)

前編序章 学界や宗教界では相手にされない「理論」 「マインド・コントロール」の概念は、元々はアメリカで信者を宗教から強制的に引き離す行為を正当化するために生まれました。この用語は日本での認知が広がっていますが、スティーヴン・ハッサン氏の著書『マインド・コントロールの恐怖』を通じて主に紹介されました。しかしこの理論は科学的根拠に欠け、反宗教的な思想に基づいていると指摘されています。 この講演は、TEDカンファレンスの形式を用いたTEDxイベントで行われたものです。 破壊的

統一教会のルーツは原儒(げんじゅ)

統一教会の教義である原理講論は聖句を引用し独自の解釈をしていることから、キリスト教の異端とみなされているが、一方で極めて儒教的な教えも目立つ。率直な感想としては、キリスト教の異端というのもはばかられる一種独特な新興宗教である。 統一教会の教義:原理講論でいう「三大祝福」とは、神が人類に授けた三つの祝福を指す用語である。これらは創世記の「生育せよ、繁殖せよ、万物世界を主管せよ」という言葉に基づき、統一原理において重要な位置を占める。この三つの祝福は、神による創造の究極の目的、