島を自由に開拓してスローライフ!「ルマ島」をプレイした感想【微ネタバレあり】
皆さまこんにちは。sayaと申します。
「一人で黙々とできる、作業系の面白いゲームはないかな?」と探していたところ、Steamで見つけてしまいました。沼ゲーム!
その名も、「ルマ島」です。
少し前にゲーム実況や配信で取り上げられていたので、もしかしたらご存じの方もいるかもしれませんね。
20時間ほどルマ島で生活してみたので、評価や感想を述べたいと思います。
結論から言うと、「ルマ島最高!面白くて時間が溶ける!!」です。
※本文中には少々ネタバレも含みます。ご注意ください!!
ルマ島ってどんなゲームなの?
ルマ島は、黙々作業系のゲームです。
牧場物語やルーンファクトリー、マイクラ(の整地)などが好きな人はハマること間違いなしです!
主人公はゲーム開始と同時にだだっぴろい土地をもらいます。ここに自由に、家や農場、牧場を作ります。
が、はじめはこう思うでしょう。
「え。広すぎん?どこから手を付けたらいいの?」
自宅であるキャンピングカーの周りを除き、そこら一帯は草木が茂る森です。
ここをまず、斧やツルハシでバシバシ殴って整地します。
整地作業が、またクセになる……!!
うっかり「絶対こんなにいらんやろ!」っていう広さを整地してしまいます。
そこに柵を立て、畑を耕し、種をまき……。
収穫した野菜で料理を作り、納品してお金を稼ぐ。稼いだお金で放牧をはじめたり、足りない素材を調達しに冒険へ出かけたり。
時にはダンジョンに挑んでパズルを解いたり、地下で鉱石を取ったり、のんびり釣りをしたり。色々できちゃいます。
はっと気がつくと、リアル時間で数時間が経過!!寝不足確定です。
ちなみにルマ島は誰かと一緒に遊ぶこともできます。複数人プレイをはじめたら、いよいよ睡眠時間がなくなりますね!
ルマ島の感想:良いところ3点
ルマ島の良かったところを3つ語ります。
1.作業と冒険のちょうどよい割合
このゲームは職業を自由に選べます。私は料理人を選びました。
料理するためには農業が必須なので、まず農地を耕します。作物には水やり、雑草抜き、害虫の駆除、肥料やりが必要です。
はじめはじょうろでひとつひとつ水をやり、手作業で雑草と害虫を取り除き、肥料を与えるしかありません。
これが結構大変。ずっと手作業だと正直しんどくなります。
しかしゲームが進むと、雑草や害虫を取り除いてくれるウサギやニワトリを飼えるように。
水やりと肥料やりができるスプリンクラーも作れるようになります。
これがとーっても快適!!序盤の苦労を知った後だけに、一度手に入れたら病みつきです。
しかし、このウサギやニワトリの小屋、スプリンクラーを作るためには、材木や石材、鉱石が必要です。
これらの素材は、森や山などの新しいフィールドを冒険しないと見つかりません。
つまり、農業を離れて冒険に出かけないと、農業の自動化が進まないんです。
これによって冒険に出かけるモチベーションがアップ!
冒険先から大量に持ち帰った素材で農業がアップグレードしていくのを見ると、満ち足りた気分になります。
私は単純に農作業だけをしていると飽きてくるタイプなので、合間に冒険を挟むことで飽きずに楽しめたと思います。
2.自由度が高い
農業系のゲームって、農地にできる場所は決まっていることが多いですよね。
ルマ島では、もらっただだっ広い土地の中から、どこでも好きな場所を農地にできるんです。
(街の近くに拠点のキャンピングカーがあるので、大抵の人はそのあたりを使うとは思いますが)
この自由度の高さに驚きました。
家を建てるも建てないも自由。樽や街灯、花などの装飾品を置くのも自由。
なんなら究極、農場や牧場を作らなくてもゲーム進行は可能です。
ひたすら魚釣りと宝探しだけするもよし、地下から宝石を持ち帰ってジュエリーを高値で売りつけるもよし。
自分だけのスローライフを楽しめるゲームだと思います。
3.購入しやすい価格
ルマ島はオランダのインディーゲーム会社が販売しているゲームです。
大きい会社ではないからでしょうか、価格が2,200円とお手頃です。
最近のゲームってすぐ8,000円とか1万円ぐらいしますよね。
それに比べると購入のハードルが低めです。気になった方はSteamでぜひ。
ルマ島の感想:改善したらいいなと思う3点
逆に、ルマ島のここは改善されたらいいのに!と思うポイントも3つあります。
1.ファストトラベルがほしい!
マップが広くて探索しがいがある一方、主人公の足が遅いです。
移動に時間がかかるので、「忘れ物をしたから取りに帰ろう」が、とにかく面倒!地味にイラッとするポイントでした。
移動速度を上げるか、ファストトラベルが実装されると嬉しいです。
せめて、出先から家までワープする機能だけでもなんとか……なりませんかね?
2.地下の音が怖すぎる
地下には宝石や鉱石があるので、張り切って探索へ!
たいまつとつるはしを持って奥へ進んでいくのですが……。
BGMと効果音が怖すぎて、すぐに逃げ帰りました。
特に、敵対MOBであるクモが出たときの音が怖すぎる。(ビジュアルも苦手な人は苦手かも)
最終的にはヘッドホンを外して、音を聞かないようにすることでなんとか頑張れましたが……。
あまりにも怖かったので、洞窟に入るのは今でも正直気が重いです。
やらなくてもゲーム進行は可能ですが、ジュエリー制作の職業には地下探索がマストです。全職業をマスターしたい気持ちもあるので悩みます。
3.地図が分かりづらい
特に序盤、自分がどこにいるかが分かりづらかったです。
最序盤、街へ向かいたいだけだったのに、気がついたらダンジョンの中を3周ぐらいグルグルさまよっていました!何故!?
色んなゲームで実装されている、目的地付きミニマップのありがたみを知りました。
ぜひ今後のアプデでミニマップを実装していただけると助かります。
まとめ:ルマ島はじっくり作業ゲーを探している人におすすめ!
牧場物語やルーンファクトリーでじっくり作業していると、時間が溶けていきますよね。
あの感覚が好きな人には、ルマ島は刺さると思います。
もうすぐ年末年始。「寒いし家でゆっくりしようかな」と考えている人にはぴったりでしょう。
「寝不足上等!作業バンザイ!」というあなたはぜひ、Steamのルマ島、チェックしてみてくださいね。
評価:☆☆☆☆★ 星4