見出し画像

「話し方」じゃなくて「聞いてもらい方」

めちゃくちゃ間が空いてしまいました…
世の中はゴールデンウィーク真っ只中ですが、教育業界は休まず働いている人が多いことでしょう。みなさんお疲れ様です。

最近、テレビ朝日系列の会社が運営する「話し方教室」に通い始めました。

もともと声が小さく、さらに緊張すると早口にもなってしまうのを直したいと思ったからです。

講師の方は皆さん元or現役のアナウンサーの方で、最初の挨拶からそれはもう聞きやすいお声をしていてびっくりしました。

最初の授業は「自己紹介をする」というものだったのですが、たった7~8人の前に立つだけでとても緊張してしまいました。あとでいただいたアドバイスによると、私は話すのが早いのに加えて動きも小刻みで早くなってしまっているそうです。

印象的だったのは、「上手な話し方」とは、伝えることに集中するのではなく、相手に聞きたいと思ってもらえるような情報・話し方をすることだということでした。

話すのが苦手という人の多くは、「伝えること」に一生懸命になりすぎているのだそう。あれを言いたい、これを言いたい、あっこれも言わなきゃ!と思いながら話しているうちに、情報量が多くなって言いたいことが散漫になってしまうのだそう。めちゃくちゃ身に覚えがあります…

聞いている側からしたら、「それで結局何がいいたいの?」となってしまいますよね。例えば、

私は〇〇と言います。東京出身で、今は大阪に住んでいます。趣味は、おいしいものを食べることと、買い物と旅行と、あと音楽を聴くのも好きでよくライブに行ったりもします。最近では海外ドラマを見るのが好きです。

と言われた後に会話を広げようとすると、「なんかいっぱい言ってたな…どれについて聞こう?」となってしまいます。
それと比べて、話すのが上手な人は、

私は〇〇と言います。東京出身で、今は大阪に住んでいるのですが、旅行が好きなので47都道府県の半分は行ったことがあります。一番好きなのは福岡です。美味しいものを食べるのが好きで、福岡の明太子にめちゃくちゃハマっていた時があります。明太子のおいしい食べ方なら任せてください!

というように、話のターゲットを絞って具体例や数字を入れることで、相手に具体的なイメージを持たせることをしているそうです。
たしかに、この話を聞いていたら、聞き手の頭の中には”福岡”・”明太子”というイメージが残りますよね。

いつも自分が伝えたいことを盛りだくさんにした結果、制限時間に焦って、話がまとまらなくなっていました。
自分が伝えたいことの引き出しがいっぱいあったとしても、全部開けてしまってはもったいない。引き出しは小出しにして、相手が興味を持ってくれるように話すことが大切なんだなと思いました。

あとは口角を上げて、口を大きく開けて話をすると聞き取りやすい、などの技術的なことを練習中です。

また有益な情報があれば共有したいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?