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50歳を目前にして今思うこと、心と体の健康が一番!

母親が、女の子は色白が一番っていうちょっと偏った女性だったので

子供のころ元気に近所の子たちと遊ぶことを禁止された。

「女の子は家にいなさい」

と言われつづけた。

夏に出かける際は、日焼け止めを塗って出かけた。

1970年生まれの私の世代で、それも田舎の子供で日焼け止めを

塗っている子なんてほとんどいなかった。

夏休みの小学校のプールなんて1回しか行くことを

許されなかった。

女の子が日焼けすることを母はとにかく嫌った。

そんな母親自身、地区の日帰りバスツアーに出かけた際

子供たちと一緒に水着を着て遊ぶお母さんが多い中

一人サングラスに帽子、長そでの服を着て日傘をもって

プールのそばに座っていた。

そんな母に育てられた私は、家で勉強ばかりする子に

育ってしまった。

かたや、我が家の夫と言えば、田舎の農家の次男坊。

田んぼやお寺の境内で元気に遊びまくっていたらしい。

おやつは、スナック菓子なんて食べたこともなく

おいもやおにぎりだったらしい。

そんな正反対な二人が結婚したんだけど、

夫は子供のころ元気に遊んだからか病気1つしない。

結婚生活25年経つけれど、夫が風邪をひいたのは1回程度。

それも寝たら翌日には治って会社に出かけていた。

私はというと、子供のころから花粉症とアレルギーがある。

ハウスダストもある。

毎年風邪をひいているし、風邪をひくと長引いてしまう。

コロナウイルスが今世間を騒がせているが

50代の夫は元気に電車に乗って会社へ通っている。

免疫力のない私はというと、40代なのにコロナウイルスが怖くて

自宅で過ごす毎日。

何がいいたいかというと、生きていくのに学歴なんて関係ないのだと

50歳を目前にした今私は思う。

私は、子供のころから一流大学に入ることが一番の親孝行だと

思って頑張ってきた。

しかし、そうではなかったのだと思う。

学歴なんかどうでもいい!

体と心が健康なのが生きていくためには一番大切なのだと感じている。

夫は、高学歴ではない。しかし、健康な体と心があるからこそ

高学歴の人間のいる職場で彼らに負けずに頑張っている。


私は、アルバイトで塾の試験監督を時々している。

そこでは親が一生懸命に子供をよい学校に進学させようとしている。

勉強にまったく興味がない子を見ると、

この子のもっと他に優れた面を伸ばしてあげたらいいのにと感じる。

子育て中の親には、人間にとって一番大切なことが何なのか?

見えていないのかもしれない。

50年近く生きてきた私には、心と体が健康であればなんだってできると思える。




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