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隣の住人は宇宙人?~大量の植栽を植える高齢者~

引っ越した当初、隣は更地だった。
10年後、隣の土地が売れた。
建築条件付きで店舗がたつと不動産会社からは聞いていた。
しかし、土地が売れてすぐに造園業者が入り、100本以上の植栽がその土地に植えられた。
10年経過した今は雑木林の状態だ。
我が家との境界線には、大量の植栽が植えられた。
土地を販売した不動産会社に相談したら、
「ふつうは常識から考えてこれだけの植栽を植える場合は境界線にフェンスをすると思いますが・・・」という回答だった。
しかし、隣の土地を購入した高齢者は10年経過した今もフェンスを設置することはない。
我が家は、最低限境界にブロックをしているのだが最終的にどのような店舗が建つかわからないので対応できない状態だ。
一度、夫が隣の高齢者宅に相談に出かけたことがある。
大量の植栽を植えられているので、枯葉が落ちてくる。フェンスなどをしていただけませんかとお願いに出かけた。
すると、たばこを吸いながら出てきた高齢夫婦は、夫にたばこの煙をわざと吸わせながら(夫は一切タバコを吸いません)
「弁護士を出せ」といい始めたらしい。
近隣同士、話し合えば済むと思うのだが、弁護士を出せの一点張りだったらしい。
そして、我が家の庭にきて、自分だって木を植えているではないかとせめてきたらしい。
我が家は、高齢者の住む土地側には1本も植栽は植えていない。
リビング側に常緑樹を1本植えているがちゃんと隣との間にフェンスをしている。
そして、隣に枯葉が落ちないように気を付けている。
しかし、高齢者は20本以上を我が家の土地との境界ぎりぎりに植えているのだ。
1年中、枯葉が大量に落ちてくる。
台風が去った後には、かなり大量の枯葉と枝が落ちている。
時には、植栽の支柱にしている竹の長い木まで飛んできて怖い。
愛車に当たるのではないかと、台風の日はおびえている。
それでもフェンスはいまだにしない。
毎日毎日私は隣の枯葉を片づける。涙が出てくる。
嫌気がさす。
一体私が何をしたというのだろうか?
引っ越した当時、2階からは富士山が見えていたが今は隣の植栽しか見えない。
それも我が家の2階の屋根よりも高く高く高く植栽は伸びている。
いったいどこまで植栽を伸ばすつもりだろうか?
ジャックと豆の木を思い出す。
どこまで木を伸ばせば、彼らは満足するのだろうか?
緑のある暮らし・・・というが、モノには限度があると私には感じる。
近隣への配慮ができない高齢夫婦。
隣には宇宙人が住んでいる。
そう思えば、少しは気が楽になる。

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