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オープンな都政へ

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オープンデータ、スタートアップとの協働、GovTech東京、区市町村連携、オープンソース、シビックテックなど
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記事一覧

3年目の開催!都知事杯オープンデータハッカソン

2021年から実施している「都知事杯オープンデータハッカソン」。2023年で3回目の開催となりました。 東京都では、行政データを積極的に公開し、シビックテックの方々等と協働して新たなサービスを創出することで、都民のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上につなげる取組を推進しています。都知事杯オープンデータハッカソンは、この取組を体現したものです。 この記事では、2023年度のハッカソンを振り返るとともに、3月16日に開催した成果発表会(Demo Day)の模様もお届けしま

台湾の先進事例から考える、東京都のオープンイノベーション

東京都では、2021年度から「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」を開催するなど、オープンデータを活用したデジタルサービスを官民共創により創出することで、都民の生活の質(QOL)向上を目指しています。 都知事杯オープンデータ・ハッカソンではこれまで、工事現場で働く人などの昼食難民とキッチンカーをマッチングする『PECO navi TOKYO』やライフスタイルや家族構成等の情報から住む街選びを支援する『上京物語』など、行政にはない視点でオリジナリティあふれるサービスが生まれて

Tokyo Innovation Baseのこれから~TIBのキーワードは、ズバリこの4つ!~

前回に引き続き、Tokyo Innovation Base(TIB)を紹介します。今回のテーマは「今後の展望」。TIBには、「世界のイノベーションの結節点」になるという大きな目標がありますが、それに向けてどんな活動を展開していくのか? キーワードは“Global”、”Growth”、”Collaboration”、”Connect”の4つです。今回は、この4つのワードについて深掘りしていきたいと思います。 前回の記事は、こちらをご覧ください。 ■ TIBを特徴づける4つの

Tokyo Innovation Base始動 ~世界のイノベーションの結節点へ~

11月27日、東京都の新たなスタートアップ支援拠点、Tokyo Innovation Baseがプレオープンしました。従来のスタートアップ支援施設とは異なる発想から誕生したというTokyo Innovation Base。今回はそのKick off イベントの模様とあわせて、TIBについて詳しく紹介していきます。 当日の様子まずは当日の会場の様子をご覧ください。 Tokyo Innovation Baseとは?Tokyo Innovation Base(TIB)とは、有楽

ハッカソンって面白い!参加者が語る都知事杯ハッカソンの魅力

これまでもシン・トセイnoteでご紹介してきた「都知事杯オープンデータハッカソン」。今年度は6月1日からエントリー受付を開始しました(締切は7月21日となっています)。そこで今回は、より多くの方に都知事杯について知っていただけるよう、6月15日に実施したトークイベントで、昨年度参加者の方にハッカソン参加のきっかけや魅力などについて語っていただきました。 「都知事杯ハッカソンって何?」という方やハッカソンへの初参加を考えている方、システムエンジニアではない方も必見です! 「ハ

2年目の都知事杯 オープンデータ・ハッカソン

東京都では、2021年度に引き続き2回目となる「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」を2022年度に開催しました。2023年3月には、ファイナルステージに進んだ10組による成果発表会「Demo Day」を行い、2022年度のハッカソンが幕を閉じました。 今回は、Demo Dayを含め、2022年度に開催された「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」の様子をお伝えしていきます。 2021年度のイベントの様子は以下の記事をご覧ください。 「都知事杯 オープンデータ・ハッカソン」

City-Tech Tokyo初開催!「Born Global」でスタートアップとのオープンイノベーションを。

2/27(月)28(火)、東京国際フォーラムにて、スタートアップとのオープンイノベーションで持続可能な社会を実現するための世界最大級のグローバルイベント「City-Tech.Tokyo」を初開催しました。 企画段階から「Born Global」で最初から世界を目指し、世界41の国・地域から328のスタートアップ(※速報値)に出展していただきました。 目標として1万人の参加を掲げていましたが、事前の想定をはるかに超え、リアル会場にご来場いただいた方だけで1万人以上、オンライ

東京の「異次元」のスタートアップ戦略~未来を切り拓く10x10x10のイノベーションビジョン~

本日11月24日、スタートアップとの協働を進める都庁のワンチーム"Team Tokyo Innovation"発足から3か月、スタートアップと交流する「出島」を設置しているCIC Tokyoで、東京都は新しいスタートアップ戦略を発表しました。 その名も、「Global Innovation with STARTUPS」 この戦略では「10x10x10のイノベーションビジョン」を掲げました。 私たちはこれから「異次元」のスタートアップ戦略を展開し、このビジョンの実現に「本

東京DXの新展開 "GovTech東京"設立構想を発表しました

本日、小池知事と宮坂副知事から、東京全体のDX推進を次なるステージへとステップアップさせる「東京のDX推進強化に向けた新たな展開」を発表しました。 2019年8月、5Gネットワーク等の「電波の道」で「つながる東京」を実現する「TOKYO Data Highway」構想の発表から3年。 東京のデジタル化を爆速で進めてきた2人が、これまでの延長線上にはない、東京全体のDXを推進するための新たな展開を発表しました。 場所は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート

スタートアップとのオープンイノベーションへ。「都庁DXアワード」表彰式を開催しました

「スタートアップ戦略に本気で取り組みます。」そう宣言した8月26日、南場経団連副会長と小池知事のスタートアップに関するトークセッションに続き、同じ場所で「都庁DXアワード」の表彰式を開催しました。 「都庁DXアワード」とは、都庁内のデジタルを活用した優れた実践の取組を表彰するもので、今年度創設し、初めて表彰を行いました。このアワードは都政現場における地道な創意工夫にも光を当て、「褒めあう文化」を作り、「自分もチャレンジしてみよう」という気運を都庁内に醸成しDXを展開していき

For Startup Leaders from Tokyo Metropolitan Government

We, Tokyo Metropolitan Government, believe that the innovation by startups creates growth in Tokyo and helps to solve various social issues. You are an essential partner in realizing Tokyo's future together. We really mean it. For the fi

スタートアップ戦略に本気で取り組みます!Team Tokyo Innovation 始動

先日発表した「シン・トセイ加速化方針2022」で、私たちは「庁内横断のチームでスタートアップとの協働を更に推進します」と宣言しました。 2022年8月26日、本日より、東京都とスタートアップとの協働は新たなステージに突入します。 まず、これまで都庁内の各局がバラバラに動いていたスタートアップ施策の窓口を一元化し、ワンチームで動いていくことにしました。 チーム名は「Team Tokyo Innovation」です。宮坂副知事を全体統括リーダーとして、新たに設置するスタート

都政の現場を活用し、スタートアップ製品の実装を進めていく~キングサーモンプロジェクト~

都政の構造改革では、「スタートアップ協働戦略」に基づき、東京都とスタートアップの協働を推進しています。 本年5月18日、革新的なスタートアップの製品等を都政現場に導入することで、現場の抱える課題解決を図るとともに、スタートアップの国内外での成長を後押しする事業「キングサーモンプロジェクト」のメディア向けイベントを実施しました。国内だけでなく海外のメディアも含め、多くの注目を集めました。 今回のnoteでは、このプロジェクトについて、実際の都政現場への実装の様子も交えながら

都庁で初めてのハッカソンで、オープンデータから新しいサービスが生まれ、更なるデータ公開につながりました

2021年度、都庁としてはじめて、東京都のオープンデータを活用したハッカソンイベント「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」を開催しました。 11月の募集からハッカソンでの開発、プレゼン大会、そしてサービスリリースの支援まで、事務局としても懸命に取り組んできた結果、多くの方々の協力によって新しいサービスが生み出され、東京都のオープンデータをさらに充実させることができました。今回のnoteでは、そんなイベントを振り返ります。 都庁で前例のないハッカソンイベント 東京都のオープ