高校英語・名詞(総称をのべる名詞の作り方)
こんにちは!今回も熱く孫の手!
いつものように問題を!
問題、以下の( )に入る適切なものを選択肢から選べ。
( )can run fast. 「 犬は速く走ることが出来る。」
(1)Some dogs (2) Dogs (3) every dog
今回は総称をのべるときの用法を説明します。
テーマは「 前回の①、②、④を思いだそう。 」です。
さて、まず題名にもある「総称」の説明をしたいと思います。
総称とは名詞をすべてまとめて言うことです。
例えば「リンゴは赤い」のリンゴのことです。
特定のリンゴではなくリンゴ全てにあてはまることですね。
総称名詞は前回と同じ内容で解けます。
①、②、④の使い方です。
② a ( an ) + 単数名詞
③ 冠詞のつかない複数形
④ the + 単数名詞
以上が総称の名詞を扱える形です。
全て並べて違いを見ていきましょう。
〇 例文
② cats eats rats.
① a cat eats rats.
④ the cat eats rats.
さて、意味合いを含めて日本語訳していきます。
②「 猫はねずみを食べる。」
一般的な猫全体というものを指しています。基本的にはこれを使います。
①「 猫はねずみを食べる(性質がある)。 」
総称を表す文ですが、種族全体を一括していう文ではありません。
1匹を代表として性質の一般論を述べています。
よく使われるのが比喩です。
例えば He drinks water like a cat.「彼は猫のように水を飲む。」
例文で頭に浮かんでいるのは一匹の猫ですよね?
そして彼の飲み方が全ての猫に当てはまるかわからないですよね?
そのようなときに使います。
④ 「 猫(というものは)ネズミを食べる。 」
この使い方は(猫)という種類全体で話をしています。
他の生物と比べているわけですね。
なので論文など改まった場所で使われます。
以上です。まずは②の最も一般的なものを使って、
どんどん英作文をしてください。
慣れたら①と④に行きましょう!
追伸。
総称を伝える文は難易度が高くなるほど頻繁に出てきます。
日本語訳と前後の文との関係、何が伝えたいのかを明確にして
正しいルールに従って解いていきましょう。
問題の答えは(2)です。出来たかな?