高校英語・名詞(自由に扱う名詞)
こんにちは!相も変わらず孫の手!
名詞は日本語訳や扱いで容易に変化します。
ここが名詞の使いやすい所であり、難しい部分でもあります。
それを出来るだけ紹介していきたいと思います。
〇 普通名詞が固有名詞に。
普通名詞は抽象名詞として扱うことが出来ます。
(例文)Ⅰ saw mother and Ken in my room.
「 私は部屋でお母さんとケンを見た。」
このお母さんは一般的な母ではなく、自分のお母さんを指しています。
皆さんはお母さんを「お母さん」「名前」どちらで呼びますか?
〇 普通名詞が抽象名詞に
普通名詞を抽象名詞として扱うことが出来ます。
(例文) He was no heart until he met her.
「 彼は彼女に会うまで心というものがなかった。 」
心臓ではありません。心という曖昧なものを表しています。
〇 不可算名詞が可算名詞に
次は不可算名詞が可算名詞に変わる時をまとめます。
今までの記事で載せたこともまとめてます。
(1)固有名詞が普通名詞に
a もしくは 複数形 をつけて普通名詞と出来ます。
(例文) Ⅰ have three Hanako.
「 私は三匹の花子を飼っている。 」
(2)物質名詞を普通名詞に
ここはとても曖昧です。
形がはっきり決まっていて数えられるものは可算名詞に。
形がはっきり決まっていないものは不可算名詞として扱います。
(例文) There is a stone in that room.「あの部屋の中に石がある。」
(例文) This pillar is made of stones 「この柱は石で出来ている。」
下の文では「石材」という意味で使われているので物質名詞ですね。
(3)抽象名詞を可算名詞に。
抽象名詞は形が決まっていないので不可算名詞です。
しかし具体的な行動や事柄を表してると可算名詞として扱います。
可算名詞はもちろん冠詞などの言葉がつくので忘れずに。
(例文)
Ⅰ did my job with difficulty.「 私は自分の仕事を苦労してやった。 」
We love many difficulties. 「 私たちは沢山の苦難が好きだ。 」
上文は抽象名詞、下文は可算名詞です。manyがついますよね。
結局は話し手のさじ加減で決まると思われてもしょうがないと思います。
冠詞や前後の文で判断していきましょう。