フォローしませんか?
シェア
船禅頂に初めて参加した。 “日光開山の祖”として知られる勝道上人(しょうどうしょうにん)は、船で湖畔の霊場を巡って修行の祈願をしたと言われる。 これが現在まで続く。 8月4日、天気良好。(出発時は) 僧侶はボートで。参拝者はフェリーでそれを追う。 中禅寺湖の湖上の風に、響く読経。半島や島をめぐる。 (知らなかった霊場もあった) 男体山の頂からの美しい稜線。広大な湖水と繁る樹々の蒼。 このロケーションを感じること、また、自然から受けるものを感じ取ろうとすることについては、
この春でコロナ禍のフェーズが大きく変わり、日光の門前町の観光が再始動した。 大通りをゆっくりと歩く外国からのゲスト、たくさんの修学旅行生のバスの連なり。 観光産業が主とはっきりと言い切れるこの街には、慌ただしくも安堵が漂っているように見える。 ただ、以前からの課題は何ら変わっていない。 ある時期ある時間帯には人で溢れて、そうでは無い時には全く別の街のように静まり返って。 相変わらず、それを繰り返している。 数年前に、下野新聞のコラムで観光と“伸び縮み”について書いた。
久しぶりに門前日誌のために書いてみる。 【新陳代謝】 1.新しいものが古い(=陳)ものと次第に入れ替わること。 2.(生理)生物体が生存に必要な物質を体内に取り入れ、用済みとなった古い物質を体外に出す現象。物質代謝。 新陳代謝について辞典で調べると、こうある。 まちも新陳代謝を繰り返しながら、長い時間存在する。 大概において、増減やそれと別の意味での変化をともないながら。 人(住民)の入れ替わりはもちろんのことだが、店の入れ替わりが分かりやすかろうと思う。 日光の門