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門前日誌 -見る、言う、聞く-

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NPO法人日光門前まちづくりnote部が運営する「門前日誌」です。日光門前にまつわる「暮らし」について、各々の視点で綴ります。
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2023年9月の記事一覧

日光移住、2年と3ヶ月目 #日光門前に暮らす #109

高橋広野です.9月は珍しくほとんど日光にいました.工事が始まると現場確認やら打ち合わせに追われ,なかなかスケジュールも組みにくく,フットワークが重くなる….その分,日光であちこちで歩いてみたり,じっくり制作に時間をとったり.10月,11月はもっともっと日光にいる時間が増えそうで,たまには外の空気を吸いに行きたくなるが,冬が来るまでしばらく我慢. こんなにも近くに住んでいるのに,くらし方は全く異なる.そんな別の視点から見る日光もまた新鮮でした. ないものはたくさんあるけれど

日光のコワーキング事情 #日光門前に暮らす #108

高橋広野です.まだ9月だというのにあっという間に冬の寒さ….庭の桜の樹のも葉を落とし始める季節になりました. コロナ禍を経て,ワーケーションブームも相まって,日光市内にもコワーキングスペースが増えてきた.いまやリモートで働ける会社員も,パソコン一つで全国どこでも仕事ができるノマドワーカーも増えてきた. ところが,地方,特に日光でのコワーキングスペースのユーザーはまだまだ少なく,ワークスペースに対するユーザーの割合が極端に低い.それゆえなのか,そもそもなのか,コワーキングス

ワーキンググループ、発展的解散。

【発展的解散】 【第三次ワーキング発足へ】 「日光東町ワーキンググループ」というまちづくり組織がありまして。 自治会長(町内会長)さんたちの組織「東町まちづくり推進委員会」にぶら下がった組織なのです。 ちなみに、東町(ひがしまち)というのは、概ねJR・東武の両日光駅から社寺前の神橋までの地域を指します。この中で各町内が分かれています。 これまで、第一次ワーキンググループ(2002〜2004)第二次ワーキンググループ(2012〜現在)と活動・議論を続けてきて、それぞれ規範の

朝と夜を過ごす選択肢 #日光門前に暮らす #107

高橋広野です.世の中は連休らしく,中日の今日は大通りが渋滞.夏の賑わいが去ったかと思えたのも束の間.これから紅葉シーズンに向けてまた一段と賑わってくるのでしょう. 日光,特に門前の町で暮らしていて足りないと感じるものは多々あれど,やはり一番残念なのは,朝と夜の選択肢が少ないこと.宇都宮に住んでいた頃は,朝はカフェで仕事を始めて,夜もカフェで仕事をして…みたいなことが当たり前で,今でも旅先ではだいたいそんな過ごし方.ところが日光に住んでいるとなかなかそうもいかない. ちょっ

江戸から紡ぐ #くらしのあと

先祖代々住み継いできた暮らしの場所。今回は、日光市稲荷町に住む高田さんの“くらしのあと”を覗いてみました。代々受け継がれてきた土地には、江戸時代からの武家屋敷、手入れの行き届いた庭と畑、そして樹齢370年にもなると言われる大きな大きな枝垂桜があります。この場所を守り、長年暮らしてきたからこそ見てきた風景、知っている物語を尋ねます。 □永い年月を重ねて、守り継ぐ 庭の角に鎮座する大きな大きな枝垂桜。幹は畝り、変形し、隣にはコウヤマキの大木が並びます。こんな立派な大木が地域に