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門前日誌 -見る、言う、聞く-

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NPO法人日光門前まちづくりnote部が運営する「門前日誌」です。日光門前にまつわる「暮らし」について、各々の視点で綴ります。
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2023年4月の記事一覧

日光移住、1年と10ヶ月目 #日光門前に暮らす #94

高橋広野です.4月.今月はイベントごとが盛りだくさん.ようやく暖かくなってきてくれたことが何よりもまずは嬉しいです.(けれどもまだまだ夜は寒い…) 今年も桜が咲きました.予想よりもずっとずっと早い開花でしたが,今年もまた随分と美しい姿をお目にかかれました.大家さんからも改めて桜の手入れと管理をこれまでの経験も踏まえて教えてもらいました.そんなこれまでの苦労があったからこそこうして今も桜が見れていることにまずは感謝です. そして弥生祭へ.日光に春の訪れを告げると言われる弥生

永い永い冬の終わり #日光門前に暮らす #93

高橋広野です.日光に春の訪れを告げる祭り「弥生祭」が,コロナを経て4年ぶりに開催されました.16日は宵祭,17日は付祭が執り行われ,両日とも町がにぎやかな雰囲気に包まれました. ぼくにとっては人生で二度目の弥生祭でした.5年前,修士研究の初めに来た時とは違って,今年は住んでいる稲荷町をお手伝いする立場として参加しました. この祭りには,遠方から知り合いが何人か駆けつけてくれ,初めてみる日光に嬉しい言葉を残していきました. こうした言葉でハッとしたのが,僕自身も初めて日光

下駄は痛いお

弥生祭が無事に納められて1週間、やっと体が回復してまいりました。行事も頭役も準備段階で既にボロボロ、当日も皆んなまずよくよくになっちまって、私も脚が逝って暫くは腑抜けになっておりました。 そんな中、私のモチベをブチ上げたのが各町さんの会所にいらっしゃる三所さんの御神像でした。盗難の恐れがありますので画像をお見せできませんが、各町さんとも新宮、本宮、滝尾のお三方の座像でして、お雛様のように衣冠束帯、唐衣のお姿でした。会所ごとに大きさは違いますが、どれも端正な造りで鮮やかに彩色

4年ぶりに春が来る #日光門前に暮らす #92

高橋広野です.あっという間に桜は散って,いよいよ春かと思いきや,まだまだ雪がちらつくほどの寒さな日光です. 日光の春は弥生祭から そう.まだ日光に春は来ていない.いよいよ来週が弥生祭です. 16日の宵祭と17日の付祭は4年ぶりの開催. コロナを経て,4年ぶりに日光に春が来ます. 高橋広野

今年も桜が咲きました #日光門前に暮らす #91

高橋広野です.あっという間に今年も桜の季節になりました. 昨年よりもずっとずっと早く,もう瞬く間に満開です. 4月1日から,日光桜回遊も始まったそうで桜を見にくる人が絶えません.今年は特に外国人が多く,観光が戻ってきた雰囲気があります. 大きな大きな枝垂桜.エドヒガンザクラの一品種で江戸時代からあるとされる日光市最大級の枝垂桜です.家を貸して下さっている大家さんのお宅が屋敷神のごとく大切にし,何世代にも渡り代々育んできた桜の木です. 敷地の角に立ち,3方を舗装された路面