マガジンのカバー画像

門前日誌 -見る、言う、聞く-

200
NPO法人日光門前まちづくりnote部が運営する「門前日誌」です。日光門前にまつわる「暮らし」について、各々の視点で綴ります。
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

日光移住、1年と7ヶ月目 #日光門前に暮らす #85

寒すぎて逃げ出したい…なんとかエアコンがんがんにつけて耐えていますが,電気代はいつもの3倍以上に膨らんでて涙目です… この1月末をもって,宇都宮での勤務を終え,いよいよ本格的に日光暮らしが始まろうとしています….(ここまでが長かった…) そんなこんなで今年はたっぷり日光に浸かれる年になりそうで,やりたいことが盛りだくさん.一つずつマイペースに楽しんでいきたい. そんな日光暮らしの一方で,外にもたくさん出てみたい.そんな中から気づけること,学べることが多い気がしています.

“楽しみ”と“面倒”は紙一重。

コロナ禍は続くも、社会は、世の中は、まわり出した。 一進一退がありつつも、昨年後半からは、特にそんな実感が大きい。 いや、もはやコロナ禍が続いているのかどうか。 移動や経済活動は確実にのびているだろうが、よく考えればコロナ禍以降の様式も残る。 慣れとは怖いものだ、などとふと考えている。 恒例の行事や習慣など、停止・停滞してしまったものも多かろう。 それらも徐々に戻って来ている。 暮らしの変容は時にジワジワと、時に急激に訪れる。 パンデミックは、否応にもその両方を実感させら

長崎のまちをさるく #日光門前に暮らす #84

2回目の長崎.まちなかをぶらぶら. 今回は長崎さるくのガイドツアーに参加しました.天気はあいにくの雨. ガイドツアーは自分一人では気がつかない,街に残る物語かけらをひとつひとつ集めていく感覚. 出島,中華街,唐人屋敷,四堂と,長崎の街の構成,食文化にまで足を踏み入れた. 日光でも今年こそは新しいまち歩きコースをスタートさせたい.街並みの研究や今住む場所.自分にしかできない日光を楽しむコースを考えたい. ぶらぶらあるくことを,こちらの方言でさるくというらしい. これ

セレンディピティを掴める場所 #日光門前に暮らす #83

髙橋広野です.知り合いが日光に来るというのでゲストハウスを紹介しました. 素敵な偶然との出会い,予想外の発見.世界のあちこちから人々が訪れる日光では,その時その場所でしか起こりえないセレンディピティの種が街のあちこちで常日頃生まれているように思います. ただ,生まれてきたセレンディピティを“掴める”場所があるかと言われると,そう多くはないように感じます. ふとすれ違った人,お店で隣に座った人,そんな瞬間的な接触は多々あれど,そのほとんどは何事もなく過ぎ去って忘れられてい

静岡と日光 #日光門前に暮らす #82

新年,静岡の久能山東照宮へと. 徳川家康の遺言によって創建された家康の墓所. その遺書には とあるそうだ。 静岡久能と栃木日光.家康が死後の心身の置き場としてこの二箇所を選んでいるのが何故なのか興味深い. 静岡の中心部,駿河は若い頃の家康が,戦国武将として育った土地なのだそうだ.この時代があったからこそとの思いが強くあったのかもしれない. 日光と大きく異なるのは目の前に広がる海. 1159段.いちいちごくろうさんと,長い階段を登りながら眺める海は日光にはまずない景色

2023年の日光門前で #日光門前に暮らす #81

髙橋広野です.日光門前に移住して約1年と半年.ようやく日光で過ごす時間ができてきました.そんな日光で今年は何に挑戦していこうかと. 昨年やりたかったことリストはまだまだ挑戦中で実現しきれていないものがほとんどですが,新年を迎えて改めてアップデートして挑戦していければと思います. ■門前日誌 1月中の発行を目指して鋭意製作中です.今回は新しい取り組みがちらほらと.ひとまず発行に向けたラストスパートも肝心ですが,今年1年という視点で考えると,ようやく土台が固まってきたかなとい