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【ゲーム紹介】『ぼくのなつやすみ3』(PS3)

今回紹介するゲームは『ぼくのなつやすみ3』です。2007年にPS3で発売されました。
舞台は1970年代、夏の北海道。架空の町「花詩」で1ヶ月の夏休みを過ごします。
花詩のモデルは水で有名な京極町(きょうごくちょう)らしいです。筆者も同町を訪れたことはありますが、聖地巡礼ではなく普通にドライブで行ったため、モデルとなった具体的な場所まではわかりませんでした。
他にもニセコ駅や羊蹄山(ようていざん)、喜茂別町(きもべつちょう)も参考に作られているようです。
国鉄の路線全盛期はこのあたりも鉄道が走っていたらしいのですが、現在は鉄道はなく、バスになっています。札幌からの公共交通アクセスはかなり悪いですが、新幹線開通で倶知安駅とつながれば改善されるでしょうか。

前作からさらにグラフィックが向上、虫や王冠の数も増えました。さらに俳句や草すべりなどの新要素も追加。
北海道が舞台ということで、牧場の手伝いや方言など、ご当地要素もあります。
ただし、キャラクターのセリフが削減されてしまった関係で同じセリフを聞く場面が増えました。そこは残念でしたね。元々PS2で発売する予定だったらしく、調整が間に合わなかった可能性があります。

前作と比べるとボリュームが落ちてしまった感じは否めませんが、ぼくなつ特有の穏やかで牧歌的な雰囲気は本作も健在です。
主人公の淡い初恋のようなものも描かれていて、切なくも温かみのある世界観となっています。
北海道に興味を持った方は遊んでみてください。『風雨来記』なんかも併せて遊ぶのも良いかもしれませんね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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