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易経の陰陽について

帝王学の始祖と言われても
おかしくない易経は、
実は陰陽のバランスの微妙な変化を詳細に表現することで知られています。

太極から両儀が生まれる
両儀から四象が生まれる
四象から八卦が生まれる
八卦から六十四卦が生まれる 

易経には64卦があり、
各卦には六つの変化があります。
簡単に計算すると、
自然界の一つの現象において、
陰陽の変化により、
384の異なる可能性が存在します。

陰陽の概念について、
陰は横線二本(−−)で表され、
陽は横線一本(ー)です。
なので、
奇数は陽で、偶数は陰です。
頭は陽で両足は陰です。

状態からみると、
陽はアクティブで陰はネガティブです。
両手にも利き手は陽で、利かない手は陰です。

動きから見ると、
防御しやすい手の裏は陽で表は陰です。

陰陽エネルギーは常に変わりつつあります。場合によって、
陰陽が互いに転換するときもあります。
例えば、
外で戦ってる夫は陽で
家を守ってる妻は陰に入りますが、
疲れて家に帰って
食べると寝るしか出来ない夫もう陰性に変わって、その時に夫を世話する妻は陽に変わります。

こんな感じで常に柔軟な態勢で陰陽を判断して、対応していきたいものですね!

易経の太極図は天地の始まりを表しています。私たちの起源はただ一つであり、それは無限大と無限小の特性を持つ太極です。

陰陽に入ると話が尽きないので、今日はここまでです。

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