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【感想】書籍「和菓子迷宮をぐるぐると」について

「和菓子迷宮をぐるぐると」太田忠司著

私の読書感想を読んできた方であれば、今回は「和菓子」の文句に惹かれたと分かるだろう。

主人公河合涼太は、大学で物理工学を学んでいたが、ある時食した和菓子に感銘を受け、和菓子職人になろうと、大学卒業後、製菓専門学校に通う。

涼太はかなり変わった人物だ。とにかく理屈っぽい。
彼と他の人物の会話を聞いていると、笑えてくるくらい。
でも、本人は別にそれをおかしいとは思っていない。
彼は和菓子職人になる夢に実直に進んでいく。

そして、同じく製菓専門学校に通い、涼太と同じ班となった寿莉は、彼のことをとびきりユニークな人間と思いつつ、彼のことが気になる。

と、続けましたが、恋愛小説というよりは、青春小説かな。
自分が何をしたいかを、どうなりたいかを、製菓専門学校の生徒たちが悩んで考えていくお話になっているので。

和菓子が食べたくなりました。

以上。説那せつなでした。

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